学校クラスコンサートから生まれた曲の命名者が教育長から表彰

2021年11月10日、高知県の安芸市立安芸中学校にて、学校クラスコンサートがきっかけとなった一つの表彰式が行われました。

安芸市の小学校には、2009年5月より香川県出身のデュエットゥの木内佳苗さん(正会員)・大嶋有加里さん(正会員)が、ピアノ連弾と他の楽器や歌との共演でのべ35校にて学校クラスコンサートを実施してきました。少人数のため、2,3公演に分けて全校生徒が毎年のように迎えてくれ、顔や曲目、ピアノのことも覚えてくれているようになりました。

「何年もお呼びいただき、伺う度に『ただいま!』という気持ちになりました。お世話になっている安芸の方々のために、何か自分達から音楽で恩返ししたいなと思い、3年ほど前に、安芸市をイメージした曲を作曲してプレゼントしました。」と木内さん。安芸の自然、人の温かさ、子どもたちや先生方の笑顔…そういうものを思い描きながら作曲したそうです。

クラスコンサートで演奏して聴いてもらった子どもたちから曲のタイトルを募集し、「安芸っていいな」というタイトルに決定しました。その時にタイトルを考えてくれた田村悠月さんが、今は中学1年生。安芸市の藤田教育長から記念品と感謝状が贈られることとなり、2021年度の学校クラスコンサートツアーで滞在中のデュエットゥもかけつけ、再会を果たしました。

デュエットゥより

訪れるたびに大好きになっていく町。安芸。
大好きな気持ちを音楽で表現したイメージ曲に素敵なタイトルをつけてくれた生徒さんと再会することができました!
私たちが作曲した曲にこうやってタイトルをつけてくれた後、表彰式で再会するのは日本全国で初めてのこと!!
実際に会えてとても嬉しかったです。「安芸っていいな」という素敵なタイトルでこの曲が安芸の人々に愛される曲に育ってくれますように・・。

安芸市立安芸中学校 1年 田村 悠月さんより

僕が考えた「安芸っていいな」を選んでくれて、ありがとうございます。
どうして、「安芸っていいな」にしたかというと、安芸市は、山も、海もいっぱいあり、川も多くて、すごく自然と親しむことができる町です。たくさん魚がとれ、ゆずも盛んに作っています。 また、安芸市の人たちは優しい人が多いので、みんなで協力し合うことができます。
安芸市には、数えきれないくらい良いところがあることから、「安芸っていいな」という題名を考えました。
この曲で、安芸市のことが全国に広がって、たくさんの人が知ってくれると嬉しいと思います。

安芸市教育長 藤田 剛志様より

長年にわたり、安芸市内の小学校でピアノの連弾や他の楽器、声楽の共演ですてきなコンサートを公演してくださっているデュエットゥのお二人から安芸の自然、人のぬくもり、子どもたちや先生方をイメージした楽曲をプレゼントしていただきました。
「安芸っていいな」のあたたかいメロディーは、子どもたちが成長し、大人になってもきっと心に残り続けることと思います。
学校行事のほか、町のイベントなどの様々な機会で多くの人々に「安芸っていいな」を知っていただき、多くの人々に愛される楽曲になってほしいと思います。

学校クラスコンサート
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