憧れのコンチェルトを聴く! 特級グランド・コンチェルト/特級ファイナル
特級グランド・コンチェルト出演の3人に聞きました
小さい頃からシンフォニーホールにはよく通っていて、憧れのピアニストの演奏をたくさん聴きました。特にキーシンの演奏には感動しました。初めてコンチェルトを弾いたのは11歳くらいのときのモーツアルト23番の3楽章です。
ヘイスティングス国際コンクール優勝(イギリス/2022年3月)初めてコンチェルトを聴いたのは、ショパン国際ピアノコンクールの入賞者ガラコンサートで、8歳でした。
15歳の時にポーランドの教会で初めてオーケストラと共演し、様々な楽器の音色とピアノの響きが交ざりあった瞬間に、音楽の喜びを体感しました。
初めてコンチェルトを弾いたのは、17歳でピティナ特級ファイナルで演奏したサン=サーンスで、人生で初のオーケストラ共演でした。楽しもう!と思って臨んだことを覚えています。
マリア・カナルス国際ピアノコンクール第3位(スペイン/2022年4月)- コンサートをどのようにお教室でお声がけされていますか?
- みなで一緒にいくメリットとは
- コンペの真最中でも、聴くことはプラスになりますか?レッスン(または学習)にどのように役に立てますか?
- 日頃のレッスンでの活用法などがあれば
耳が養われなくては音作りは出来ないと思っています。また、日頃のレッスンに役に立つことは多いにあります!古典などの時に、オーケストラとソロの楽器の弾き分け、フォルテの音はオーケストラだとすれば、そんな音?とか、ソロの楽器だとどんな楽器? キャッチボールをしているとすればどんな風に?などなど、、、。男のピアニストだと「ペダルをしっかりみてごらん」とか声をかけます。沢山のメリットがあるように思います。
生徒さんと保護者の皆さんと一緒にいくことが多いです。皆でコンサート会場の空気感や感動を分かち合える、あのとき、あの場所で聞いた音楽と行った感動は、時を超えて永遠の大切な思い出になる、と思います。
コンペ真っ最中で入賞するか否かと言ったことにとらわれる時期だからこそ、純粋に素晴らしい演奏に触れて心のリセットすることで、よりコンペにむけて純粋にピアノに向き合うことができます。素晴らしい演奏からパワーをもらって練習を頑張ることができると思います。
私自身が、中学生のときに聴いたピアノリサイタルがきっかけでピアノの世界に興味を持ちました。今でも時を超えて思い出します。生徒達にもぜひ生演奏を聴いて、ピアノの魅力を再発見してほしいです。
昨今、メディアでの情報が沢山あり、お気軽に色々な演奏を聴くことができるようになりましたが、リアルな演奏会でしか味わえないパッション、音の響きなどを聴くことで、音楽に感動する心や、憧れの気持ちを持ってくれる事と思います。
開催記念インタビュー!
coming soon
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2021年の特級では「オンライン聴衆賞」設立を目標に180万円のクラウドファンディングに挑戦し、目標金額を大きく超える3,411,000円/244件ものご支援をいただきました。近年は特級への企業からのご支援も増えており、クラウドファンディングで2社の企業様が、2022年1月末に株式会社三菱UFJ銀行から50万円のご寄付を頂戴しました。
特級入賞者は、ピアノを学ぶ子どもたちの大きな目標の一つです。クラウドファンディングは一部、入賞者4名の公演機会の創出に活用していますが、各地の公演開催レポートで、多くのコンペ入賞者が特級入賞者の演奏を聴いて次年度のコンペに向けたモチベーションを高めていることがうかがえました。(詳細はこちら)
子どもたちの目標となるピアニストという存在がますます輝いていくために、ピティナでは特級入賞者を皆で応援して支えていく仕組みづくりを引き続き検討しています。そして、特級グランドコンチェルトのようなステージを全国各地でつくり、地域の子どもたちに夢を届けていきたいと考えています。引き続き皆様のご支援・ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。
日程 | タイトル | 出演 | |
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5/5(木祝) | コンチェルト・ステップ(前田陽一朗・小林雄太指揮 サン=オートム室内オーケストラ) | 石井来実/中瀬智哉/国本奈々/吉原佳奈 | |
5/12(木) | 第352回定期演奏会(藤岡幸夫指揮 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団) | 角野隼斗 | |
6/11(土)~6/21(土) | 第8回仙台国際音楽コンクールピアノ部門(高関健指揮 仙台フィルハーモニー管弦楽団) | 岩井亜咲/開原由紀乃/神原雅治/小井土文哉/黒崎拓海/小野寺拓真/太田糸音/田所光之マルセル/田母神夕南 | |
8/28(土) | 東大阪特別演奏会(藤岡幸夫指揮 関西フィルハーモニー管弦楽団) | 森本隼太 他 |