神宮司 悠翔さん(特級銀賞)～入賞者記念コンサート出演者インタビュー

入賞者記念コンサートへのご出演おめでとうございます！入賞者コンサートでの演奏曲について教えてください。

元々管弦楽のために書かれた曲なので、2本の腕、10本の指で到底弾けない譜面づらでした。そのことによって、どの音を取り入れてどの音を諦めるのか、どちらの手でどこまで弾くのかなど、考えながら練習するのが大変でした。また、なんとか決めた弾き方でも、理想の音楽を作るのはとても難しく、なかなか思うようにいかず苦しかったです。

今年度のコンペティションの思い出をお聞かせください。

多くの曲を用意し、完成度を高めていくのがとても大変でした。インタビューも元々得意ではないので、自分の言葉で思いを表現することに苦労しました。しかし、そういった経験を通して学んだことが多くありました。自分の力不足で何回も同じことを言わせてしまった時にも、丁寧に熱心に教えてくださった先生方や、応援してくれた家族や友人には感謝の気持ちでいっぱいです。とても深い学びの機会を与えてくださったピティナの皆様や、演奏を聴いてくださった皆様へ、心から感謝致します。

入賞者記念コンサートへの意気込みをどうぞ！

入賞者記念コンサートに出させていただくのは初めてなので、とても嬉しく思います。聴いてくださる皆様に、オーケストラの魔術師と呼ばれるラヴェルの溢れる魅力が伝わるように頑張ります。