丸の内ミュージックフェス 開催レポート vol.4
丸の内ミュージックフェスも前半最終日となりました。丸ビル1Fマルキューブでは、公募キッズたちや話題の若手実力派のピアニスト、ヴァイオリニストたちも演奏を披露。最後はオープニングを飾ったバンドネオンの平田さんが再登場し、いよいよフェス後半に向けてバトンをつなぎました。
案内人:今泉響平(MC)
公募キッズステージの案内人は、なんとピアニストの今泉響平さん(!)このGWはステップアドバイザーデビュー、司会デビュー、そして本業のピアニストとしても出演します。憧れのお兄さんと同じステージで、4人のリトルピアニストたちが演奏しました。マルキューブというオープンなステージ上のSK-EXのピアノを前に、堂々とした演奏としっかりしたトークを披露し、会場が和やかな雰囲気に包まれました。最後に今泉さんがサプライズで演奏。ゆったりと奏でられたベートーヴェン「悲愴」第2楽章に場内が静まり返り、祈りに満ちたひとときをもたらしました。
プログラム
湯山 昭:夜空の舞踏会(演奏:永田結奈)
デュラン:ワルツ(演奏:辻 花怜)
シベリウス:カプリスop24-3(演奏:竹内奈々歌)
※サプライズ演奏※
ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」より第2楽章(演奏:今泉響平)
東京音楽コンクール、日本音楽コンクール等に上位入賞を果たし、若手ヴァイオリニストの中でも活躍著しい吉江美桜さんが、同じ桐朋学園大学出身のピアニスト三浦舞夏さんと丸の内に登場。ブラームスやフランクと、ヴァイオリンの名作が詰まった30分のステージを披露してくださり、広いマルキューブいっぱいに、芳醇なヴァイオリンの旋律が響き渡りました。
プログラム
チャイコフスキー:懐かしい土地の思い出~メロディ
フランク:ヴァイオリン・ソナタ 第1、4楽章
オープニングコンサートにも出演してくださったバンドネオン奏者の平田耕治さんが、今度は永易理恵さんのピアノとの共演でマルキューブに出演。ピアソラからオリジナル作品まで、アルゼンチンタンゴの哀愁漂うメロディーに会場中が包まれる、夕暮れ時の”バンドネオン・ライブ”となりました。(映像は一部抜粋)
プログラム
A.ピアソラ:Muerte del Angel
A.ピアソラ:Oblivion
M.ホベス:Loca
A.ピアソラ:Adios Nonino
平田耕治:Prelude to Tangoroid
平田耕治/キダヒロタカ:Tangoroid Suite No.1「El Arranque」
より多くの人が、ピアノにワクワクできる。
知らなかったピアノの魅力を再発見する。
ピアノの可能性をもっと広げていくための新たな取り組みが始まります。