第45回コンペ 入賞者記念コンサート 出演者インタビュー 橋本直樹さん
- シベリウス:《10の小品》 より 「カプリス」 ホ短調 Op.24-3
入賞者コンサートでの演奏曲について教えてください。
ダイナミックでとても格好良く、そして美しい曲です。 同音連打や種類の違う連符、音階、和音など、速いテンポの中で様々なことをコントロールしながら表現する難しさがあるのですが、それらを克服する楽しさも感じながら練習しています。 作曲したシベリウスは自然をとても愛していて、生まれ育ったフィンランドの風景を様々な曲の題材にしています。この曲からも感じる物語や情景、動き、美しさをたっぷり表現したいです。
入賞者記念コンサートへの意気込みを教えてください。
まさか自分がこの舞台で演奏できる日が来るとは夢にも思っていなかったので、とても嬉しいです。ご指導頂いた齊藤浩子先生、大畑知子先生、いつも応援してくださる皆様への感謝の気持ちが伝わるような演奏ができるようがんばります。
ピティナのコンペに出場されたきっかけは何だったのでしょうか。
浩子先生が勧めてくださったので、幼稚園(年中)の時に初めて参加しました。練習は大変だけど上達を実感できるのが嬉しくて、その後も毎年チャレンジしています。
いつか弾いてみたい、憧れの一曲はありますか。
ショパンの英雄ポロネーズです。たまたま持っていたCDの中にマルタ・アルゲリッチさんが演奏したものが入っていて、初めて聴いた時に大変な衝撃を受けました。 とにかく格好良い、そして段違いに難しい曲だと思いました。特に中間部、左手がオクターブで同じ伴奏型を繰り返すところは人間技とは思えなかったです。いつか自分でも弾けるようになりたい、目標としている一曲です。
ご自身の長所・短所(伸ばしたいところ)をどう捉えていますか。
長所は、目標に向かって粘り強く努力し続けられるところです。その反面、諦めが悪いというか、負けず嫌いな面があります。なかなか上手くいかない時でも落ち込むのではなく、次に活かそうと前向きに気持ちをコントロールできるように成長していきたいなと思っています。
好きな音楽家、憧れの音楽家はいますか。
今はピアノが好きなので、ピアノの曲をたくさん作ってくれたショパンが一番好きです。
最近のマイブームは何ですか。
ゲームが好きです。普通に遊ぶだけではなく、マインクラフトを利用したプログラミングの勉強もしています。とても楽しいです。