レポ:11/7 葛城市立忍海小学校クラスコンサート(小塩真愛pf/動画あり)

葛城市立忍海小学校
日時:2025年11月7日(金)
会場:体育館
参加人数:3,4年生 127名
出演:小塩真愛(ピアノ)
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11月7日には、かつらぎステーション(奈良県葛城市/代表:岡田一美先生)主催の橿原ステップの前日に、地元の葛城市の小学校にて初の学校クラスコンサートが開催されました。演奏してくださったのは、ステップのアドバイザーも務められた小塩真愛さん。かつらぎステーションからのレポートをお送りします。

かつらぎステーションからのレポート

今回の学校クラスコンサートは、葛城市に5校ある小学校の中のひとつ忍海小学校にて開催致しました。

忍海小学校は山々に囲まれて自然豊かな全校児童352名の小学校です。2時限目3年生2クラス60名、3時限目4年生2クラス69名が参加してくれました。どちらの学年も元気いっぱい!とても興味を持ってくれました。

アーティストの先生は大阪よりお越しくださった小塩真愛先生です。
1曲目はショパン作曲「小犬のワルツ」。先生から何の動物の曲かわかるかな?の問いかけに、どちらの学年も正解できてとても嬉しそうでした。

次はサンサーンス作曲『動物の謝肉祭』から「象」、「カンガルー」、「白鳥」、と続き、こちらもいろいろな答えが出ましたが、一生懸命考えている様子が印象的でした。

そして次は、ピアノの仕組みを知るためにピアノの弦やハンマーを観察したり、ピアノの下に入って響きを聴いたり、自由にピアノと触れ合ってピアノのことを身近に感じられたのではと思います。

児童の参加型の場面もありました。4年生はルロイアンダーソンの「タイプライター」のベルの音の後で手拍子を叩く時に、「ほいやさ!」の掛け声も飛び出して、きっと先生も想像以上の反応に驚かれたのではないでしょうか。

最後は、それぞれの学年で練習中の「とっておきの一人」と「おひさまになって」を合唱しました。

実は今回来ていただく予定だったアーティストの先生が急病のため3日前に急遽変更になり、合唱曲の伴奏は初見演奏だったと思います。小塩先生本当にありがとうございました。そして突然の変更に対応して下さったピティナの事務局の方々にお礼を申し上げます。

そして生き生きとした子どもたちの表情がとても印象的で、また次の機会につなげていけるよう、スタッフ一同取り組んでいきたいと思います。

レポート:かつらぎステーション  澤田直子

ピアノ:小塩真愛さんよりメッセージ

今回急遽務めさせていただいた学校クラスコンサート、私にとって約10年ぶりの機会となりました。改めて子どもたちの豊かな感性や溌剌としたエネルギーを間近で感じ、心を動かされる時間となりました。子どもたちの飽きがこないよう、出来る限りメリハリのある内容を意識しました。クラシック曲演奏→クイズ→日本の四季メドレー→楽器の仕組みを知る、感じる→体を使って音楽に参加する→歌共演、という流れで進めましたが、それぞれに子どもたち一人一人の個性豊かな反応があり、大変興味深く思いました。クイズではとても真摯に考え積極的に手を挙げてくれ、四季メドレーでは歌を口ずさんだり、リズム手拍子の際にはとても楽しそうに参加してくれました。最後の歌の共演では、子どもたちの熱く気持ちのこもった歌声に、思わず胸がジーンとなりました。

今回学校クラスコンサート実施にあたりお力を尽くされた、かつらぎステーションの先生方、またサポートいただきましたピティナの皆さま、関係者の皆さまに感謝申し上げます。健やかで喜びある未来のため、これからも沢山の子供たちに音楽の力が届きますよう、心より願っております。

学校の先生方からの感想
  • ピアノのすぐ近くで聴けた点がよかったです。
  • 「何の動物かな?」や季節のクイズがあったので、児童は考えながら楽しんでいました。
  • ピアノの演奏にあわせて手を動かしている様子があり、楽しんでいることが分かりました。
  • みんなで歌うこともできて、楽しい時間を過ごすことができました。
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