岩橋佑弥さん(B1カテゴリー1位) グランミューズ部門入賞者インタビュー

GrandMuse
第48回 ピティナ・ピアノコンペティション
グランミューズ部門
入賞者記念コンサート
出演者インタビュー
岩橋 佑弥さん
B1カテゴリー1位
福岡県福岡市出身。6歳よりピアノとサッカーを始める。大学では建築音響を専攻し、九州大学芸術工学府修士課程修了。現在はヤマハ株式会社に勤務し、ピアノの設計・開発に従事。第29回九州・山口ジュニアピアノコンクール大学の部第1位及び朝日新聞社賞。全国大学同好会サッカー選手権2018全国大会準優勝。2021年及び2022年ピティナグランミューズB1カテゴリー全国大会入選。6歳から現在まで永島礼子氏に師事。

コンペティション演奏曲目

ラフマニノフ:エチュード「音の絵」Op.39より 第8番、第9番

入賞者記念コンサート演奏曲目

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 「熱情」 第1楽章


インタビュー

少し前のことになりますが、コンペティションでご入賞されたときのお気持ちをお聞かせください。

名前を呼ばれた瞬間、思わず声が出てしまいました。純粋に嬉しかったです。

コンペティション出場の動機を教えていただけますか?

人前やホールで演奏する機会を求めて、出場を決めました。練習を通じて楽曲を深く理解し、自分の演奏を磨く良い挑戦にもなると思いました。

コンペティションの選曲理由を教えていただけますか?

自分の音色や感性にあっていると感じ、ラフマニノフの作品を選びました。

レッスンには通われていますか?また先生はどんな方ですか?

幼少期から現在まで、永島礼子先生にご指導いただいています。先生は、非常に優しく丁寧に寄り添ってくださいますが、音楽への追求には一切の妥協がありません。いつも私の良さを引き出してくださる、尊敬する存在です。

お仕事、学業ではどんなことをされていますか?

大学時代は建築音響を専攻し、楽器の指向性に着目してホールの音響測定を行っていました。現在はピアノの設計・開発に携わり、主にアップライトピアノの設計を担当しています。

ピアノ以外にご興味があることは何ですか?

サッカーです。ピアノと同様、幼少期からずっと続けています。体を動かすことでリフレッシュでき、集中力も高まります。

普段はどれくらいピアノを練習されていますか?頻度、場所、時間などお聞かせください。

コンクールやコンサートの前は毎日2時間ほど練習しています。ただ、一人暮らしで家にピアノがないため、練習室を借りることが多く、本番前に集中して仕上げるスタイルです。昼休みに会社の試作ピアノで練習することもあります。

好きな作曲家、演奏家、曲についてお聞かせください。

好きな作曲家はベートーヴェンです。シンプルな和声に込められた深い感情表現に心を揺さぶられます。

ピアノを演奏する際に心掛けていることは何ですか?

演奏中は出音やホールの響きに耳を傾け、空間全体に広がる音の流れを意識しています。また、曲の情景や物語を頭の中で描きながら、次に奏でる音を想像することで自分らしい表現につなげています。

入賞者記念コンサートの曲目の選曲理由を教えてください。

一番好きな曲を選びました。聴いてくださる方にも親しみのある楽曲だと思います。

入賞者記念コンサートへの意気込みを一言お願いします!

Hakuju Hallでの演奏は初めてなので、期待と緊張が入り混じっていますが、この貴重な機会を心から楽しみたいと思います。

グランミューズ部門のへの参加は、ありがたいことに年々増えています。大人のピアノ学習の継続的な発展のため、グランミューズ部門へ初挑戦を検討している方へメッセージをお願いします。

グランミューズ部門への挑戦は、自分の演奏を見つめ直す良いきっかけになるだけでなく、音楽仲間との出会いもあります。一歩踏み出してみる価値があると思います。

▼コンサート詳細はこちら▼
2024年度 グランミューズ部門入賞者記念コンサート
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