レポ：10/25 馬路村立馬路小中学校・魚梁瀬小中学校（デュエットゥ・大嶋くらら）

ゆずポン酢で有名な馬路村。一度は訪れてみたかった場所です。空港から1時間くらい車で走ると、自然いっぱいの馬路村に到着しました。

コンサート当日の朝は、夏は子どもたちの一番の遊び場になるという川のせせらぎで目を覚ましました。コンサート会場の「うまなび」は、木の香りがするとても綺麗なコンサートホールでした。馬路は杉がとても有名なんだそうです。

今回ご一緒した共演者はダンサーの大嶋くららさん。今回はオープニングはネコちゃんになって登場してみんなを驚かせていました！連弾演奏ももちろんたくさん聴いて頂きましたが共演曲では新曲でコラボレーションも披露しました。

ダンスで共演コーナーでは、みんなと一緒にスーパーマリオブラザーズを踊ることに。ルイージ役を現地でお世話になった方にお願いしてみると、とても役回りが上手で、マリオをお手本に必死に演じてくださり、最高でした！

子供達は「音楽で耳が癒されました」「ダンスの表現に感激しました」などと感想を言ってくれました。普段はとてもシャイだという男の子も自分の気持ちを一生懸命伝えてくれて嬉しかったです。子供達のキラキラした目に私達はいっぱいのエネルギーを頂き、最高の時間を過ごすことができました。

普段、生のコンサートを聴く機会が少ない中、間近で生の音楽を楽しめるすばらしい機会となりました。小学1年生から中学3年生までと幅広い年齢層の子どもたちが鑑賞しましたが、全員が楽しめる内容でどの子も笑顔で楽しむ様子が見られました。

聴いて楽しんで終わるだけではなく、作曲者の紹介など音楽の授業とつながる部分があったり、様々な速度、ジャンルの曲を織り交ぜた幅広いプログラムとなっていたりと、子どもたちが楽しんで鑑賞活動に向きあえる内容でした。

初めてピアノ連弾を聴く、初めてバレエダンサーを見る、という子がほとんどだったと思いますが、３人がつくりだす世界観にうっとり…。生演奏でしか感じ取ることのできない音楽表現を味わっていました。

ダンスをするときには、子どもだけでなく教員、地域の方も一緒に参加して楽しむことができたり、演奏者の方々が馬路村のエピソードを話してくださったことで、子どもたちはさらに演奏者が身近に感じられたようです。

かなえさん、ゆかりさん、くららさん、本当にありがとうございました。すばらしい出会いに感謝します。３人がつくりだす素敵な音楽を、また馬路村で聴きたいと思っています！