石原琢巳さん＆中野颯太さん(2台ピアノ中級 第1位)～2023入賞者記念コンサート出演者インタビュー

2.石原 琢巳＆中野 颯太［2台ピアノ中級 第1位］

• ラフマニノフ：組曲 第2番 Op.17 より 「タランテラ」ハ短調

第1位受賞おめでとうございます。
これまでのコンペの中で思い出に残っているステージはありますか。

石原さん：今回の全国大会のF級のステージです。自分の納得のいく演奏をしたいという一心で一生懸命練習してきました。本番ではその成果を発揮することが出来たので、とても印象に残っています。
中野さん：初めて全国大会に出た小学2年生の時のA1級のステージです。今までのステージで一番緊張し、出番の前には舞台が怖くて泣いていました。舞台に出るとお辞儀の時、足も震えていたのを覚えています。

練習が大変な時の気分転換の方法は何ですか。

石原さん：何だか今日は力が入って上手く弾けないなと思う日があるので、そういった時にはそのまま寝てしまって、リフレッシュをするようにしています。
中野さん：好きなお菓子(アイスの実、ガリガリ君、柿の種)を食べます。それでもリラックスできない時は少し寝ます。

好きな音楽家、憧れの音楽家はいますか。その理由は何ですか。

石原さん：ショパンです。曲の中の一つ一つの和音がとても綺麗だと思うからです。これから、彼の作品をたくさん弾いていきたいなと思っています。
中野さん：ジョージ・ガーシュウィンです。幼い頃、ラプソディー•イン•ブルーを初めて聴いた時、独特なメロディーや面白いリズムに惹きつけられました。それ以来、ガーシュインの他の曲も聴いたり、弾いたりしてみて好きになりました。