佐々木花音さん&佐々木優花さん(連弾中級A 金賞)~2023入賞者記念コンサート出演者インタビュー
- ブラームス:《16のワルツ》より 第11番 ロ短調 Op.39-11
- 喜久 邦博:春の光の中で
金賞受賞おめでとうございます。
コンペで演奏した曲について、どのように選曲しましたか。
「遠い日の舟歌」は、波の情景やメロディーが美しく、2人の掛け合いの部分の表現にも挑戦してみたいと思いました。
ディアベリの「ソナチネ1楽章」は、次々に色々な展開があり、明るくワクワクする気持ちになり、2人で一緒に創り上げたいと思った曲でした。
連弾なので、2人ともが“この曲!”と思う気持ちも大切に相談しながら選曲しました。
工夫した練習方法があれば教えてください。
2人で共通のイメージを持つために、作曲者の想いを考えながら、ストーリーを作って、場面ごとに絵を描いたり、歌詞をつけて登場人物の状況や想いまで同じ感覚を持てるように、沢山話し合いました。
一音一音の音色や2人で鳴らす和音の響きやバランスを試行錯誤しながら、2人で1つの曲を創り上げるという意識を忘れずに取り組みました。
これまでのコンペの中で思い出に残っているステージはありますか。
今回の全国大会での演奏です。“とにかく2人で楽しもう、心を込めて遠くまで響くようにお伝えしよう!”という思いでした。
2人一緒ということがお互いの支えになり、本番前でもリラックスでき、心から楽しみながら演奏できたあの時間は、この先一生忘れられない大切な経験と思い出になりました。
好きな曲とその理由を教えてください。
ショパンの曲です。ショパンの想いや感情が言葉や詩を語りかけているように音で表されていて、その繊細な美しさに感動するからです。
練習が大変な時の気分転換の方法はなんですか。
それぞれ食べたいデザートやアイスを食べます。飼っているチワワが、練習中足元でずっと聴いてくれているので、話しかけたり撫でたりすることでも気分転換になります。
2人で映画を観に行くことも、別の刺激や感動を受けてリフレッシュできています。
ピアノと合わせて取り組んできたことはありますか。
花音さん:中学校3年間バスケ部でバスケットボールに取り組みました。体幹が鍛えられたり、沢山の試合で色々な状況を経験することで、精神面も成長し楽しむことができるようになったことは、ピアノを弾く上でも力になっています。
優花さん:小さい頃から歌を歌うことも大好きで、今は弾き語りにも挑戦しています。歌に込められた想いを自分の伴奏と歌で伝えられることがとても楽しいです。
ピアノのどんなところが好きですか。
表現したいことを様々な音色で伝えることができたり、同じピアノでも弾く人によって音が変わることにも魅力や奥深さを感じます。
連弾で演奏すると、さらに音の幅が広がってオーケストラのような響きを感じられ、さらに好きになりました。
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