レポ:2/6 岸和田市立東葛城小(早田有里pf・石田紗樹vn)

岸和田市立東葛城小学校
日時:2024年2月6日(火)
会場:音楽室
参加人数:4~6年生 45名
出演:早田有里(ピアノ)・石田紗樹(ヴァイオリン/ヴィオラ)
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2月の岸和田市の学校クラスコンサート2校目は岸和田市立東葛城小学校。岸和田で一番山手にあるこの学校は全校生徒73名という小規模校。初日に引き続きピアノの早田有里さんとヴァイオリン/ヴィオラの石田紗樹さんが訪れ、4年から6年生までの児童の皆さんの前で演奏しました。

石田さんはヴァイオリンとヴィオラを並べて持って見せて、弾き比べもしてくださいました。

早田さんがピアノで「革命」を弾くと、子ども達は指先や、屋根の開いたピアノの中を食い入るように見ていました。

岸和田ちきりステーション・井上朗子先生より

今回より、知り合いの調律師さんにお願いして、ピアノのハンマーをいくつかいただいて持って行き、ピアニストにハンマーを見せながら説明をしてもらう試みを始めました。

これまで「ハンマー」と言うと、日曜大工のハンマーをイメージする子たちもいたので、ピアノのやわらかいハンマーを実際に見てもらい、ピアノの演奏時にはピアノを囲みながらそのハンマーが激しく動く様子を見てもらうと、子ども達にも分かりやすいようでした。

校長先生より

このような間近で、本物の演奏を聴かせていただける機会をいただき、大変ありがたく思います。45分間があっという間に感じるほど、生演奏、説明がとても良く、子どもたちの顔が生き生きしているのを感じました。児童は最初緊張していたようでいたが、石田さん、早田さんの優しい語りかけと演奏でだんだんほぐれていき、リラックスしながらも、本物に感動している様子がうかがえました。岸和田出身の方が来て下さるというのもとても魅力的でした。是非、子どもたち全員にこの体験をさせていただければ、と思います。

音楽の先生より

ヴァイオリンとヴィオラの大きさ比べ、音色の違い、ピアノのハンマーやペダルの説明など、わかりやすくお話があったので、実感できたと思いました。服装を整えることから、聴く態度を学ぶ本当にいい機会でした。この素晴らしい演奏をされているのが、自分たちの岸和田市出身の先輩ということで、とても身近に感じられ、大変良かったと思います。自分もがんばろう、と感じてくれたらと思います。

担任の先生より
  • 迫力ある生演奏に、子ども達も大人もみんな感動しました。コンサート後の教室では、また聴きたいなぁという声、クラシック曲に興味を持ったという声が聞かれました。本日は素敵な時間をありがとうございました。
  • 楽器のこと、曲のイメージ、作者についての説明があり、とても興味深く聴くことができました。
  • 演奏を聴いていく中で、だんだんと心がきれいになっていくような気分になりました。
児童のみなさんの感想より(抜粋)
  • ピアノも初めて中を見て、「こんな仕組みになっているんだぁ」と思いました。
  • 特にモンティでバイオリンが近くで見れてうれしかったです。ピアノはすごく迫力があって、ピアノの面白さに気づきました。
  • ヴァイオリンとヴィオラの音がちがうことが初めてわかりました。ピアノには色んな音があると初めて知りました。
  • 早田さんのピアノを見て、自分ももっとピアノの練習をがんばろうと思いました。
  • 生演奏のことを家族に話したいです。
学級通信にも当日の様子が掲載され、ご家族の方々とも共有されました
学校クラスコンサート
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