鈴木愛美さん(特級 グランプリ)~2023入賞者記念コンサート出演者インタビュー

第47回ピティナ・ピアノコンペティション
ソロ・デュオ部門
入賞者記念コンサート
出演者インタビュー
第1部
顔写真
21.鈴木 愛美[特級 グランプリ]
  • モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
セミファイナルの演奏

グランプリ受賞おめでとうございます!
コンペで演奏した曲について、どのように選曲しましたか。

セミファイナルで演奏したハイドンのソナタ、シューベルトのソナタ、そしてファイナルで演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲の全てをト長調の作品にして、関連性のあるプログラミングを組みました。

工夫した練習方法があれば教えてください。

1作品ずつのクオリティをあげていくことと同時に、プログラム全てを通す練習をしました。
特に2次予選前は、約30分間という限られた時間の中で色々な面をみせられるようなプログラムにしたので、プログラム全体を通してクオリティが高くなることを意識しながら通しの練習をしました。

ピアノを始めた頃のエピソードがあれば教えてください。

兄が習っていて、一緒にピアノを弾くようになり習い始めました。

好きな音楽家、憧れの音楽家はいますか。その理由はなんですか。

ラドゥ・ルプーは永遠の憧れです。あのように音楽で語れるような音楽家になりたいと常に思っています。

練習が大変な時の気分転換の方法は何ですか。

美味しいものを食べたり、たくさん寝ることです!最近は寒いのでおでんを食べたいです。

指導者の先生との印象的な思い出はありますか。

昨年の日本音楽コンクールの本選の演奏直後、普段は全く褒めたりしない石井先生に、初めて演奏を褒めていただけて、それはそれはとても嬉しかったです。

思い出のレッスンはありますか。

毎回のレッスンで本当に色々なことを学ばせていただいていますが、セミファイナルでも演奏したシューベルトのソナタを石井先生にレッスンしていただいた時に「命を懸けて弾け」と言われたことはとても心に残っています。

ピアノのどんなところが好きですか。

音楽に没頭できる瞬間が好きです。
ピアノはソロでの演奏の機会も多く、1人で向き合わなければいけない、孤独を感じやすい楽器ですが、だからこそ生まれるものがあると感じています。

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主催:一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(略称ピティナ)

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