レポ：7/11 岸和田市立常盤小（紀之定郁恵pf・伊石昂平Vc）

岸和田市立常盤小学校では、ピアニストの紀之定郁恵さんと伊石昂平さんにより学校クラスコンサートが開催されました。

3度目となる常盤小では、テレビにタブレットをつないでプログラムや作曲家の肖像画を大きく表示してくださったり、どの席に座っても手元が見えるように椅子を並べてくださるなど、工夫を凝らしてお迎えくださいました。1時間目の前には放送で心を落ち着ける時間があり、演奏者、児童ともに落ち着いてコンサートを始めることができました。

チェロではサン＝サーンスの「白鳥」とポッパーの「ハンガリー狂詩曲」を、ピアノではショパンの「幻想即興曲」とシューマン＝リストの「献呈」を目の前で披露しました。演奏者は授業のように子どもたちとコミュニケーションのキャッチボールをしながらコンサートを進め、質問を投げかけると様々な反応が返ってきました。ピアノの内部を見た時にも大きな反応がありました。

一緒に校歌を演奏し、サプライズで「紅蓮華」を演奏すると子どもたちはとても喜んでいました。

岸和田ちきりステーション　　井上朗子

音楽の先生より

目の前でのチェロ、ピアノの演奏がとても素晴らしく迫力があり、子どもたちも聴き入っておりました。ピアノのハンマーの動きを間近で見られた点がとてもよかったです。子どもたちに分かりやすくお話し頂き、演奏も素晴らしく、興味津々に聴く児童の姿が印象的でした。貴重な機会を頂き、ありがとうございました。今後も継続して生演奏が聴ける場を提供して下さると、子どもたちの音楽への関心もより高まると思います。