本田 ひまりさん(C級金賞)～入賞者記念コンサート出演者インタビュー

金賞受賞おめでとうございます！今年度のコンペの思い出を教えてください。

四国本選で一位通過出来たこと、そして全国大会で金賞を頂けたことが本当に嬉しかったです。また、全国大会の会場に『ラ・フォレッタ』を作曲された小澤邦彦先生が来られていて、先生の前で『ラ・フォレッタ』を演奏出来たことが大変光栄でした。演奏後には、一緒に写真も撮ってくださり、一生の思い出になりました。

いつか弾いてみたい憧れの一曲はありますか。その理由は何ですか。

ショパンの『バラード第1番』です。冒頭の物語が始まるところ、中間部のあたたかい旋律、コーダの厳しくて怖い感じ、とにかく全てが好きだからです。お母さんとおばあちゃんもこの曲が大好きなので、弾いて聴かせてあげたいです。

ピアノを弾いていて良かったと思う瞬間はどんな時ですか。

ステージで、自分の思うような演奏が出来た時です。そして、私の演奏を聴いて、感想を頂けた時です。良い事はもちろん、これからの課題やアドバイスも大変ありがたく、更にやる気が出ます。

お住まいの地域の魅力を教えてください。

内子町はとても穏やかで自然豊かなところです。大正5年に建てられた芝居小屋の「内子座」が有名です。昨夏にはN響の方が来られて、演奏会をして下さいました。四国本選の前に、そこでハイドンのトリオを聴き、感動しました。また、課題曲のメヌエットへのイメージが広がり、自分の演奏に生かすことが出来ました。

学校で流行っていることは何ですか。

今、流行っていることは、一輪車に乗ることです。私の学校は、全校20人の小さな学校ですが、1年生から6年生まで、ほぼ全員が乗ることが出来ます。また、バードウォッチングや、スキー教室、稚鮎の放流、タケノコ掘り、しいたけの植菌等々、季節ごとに色々なことを経験させていただける、最高に楽しい学校です！

指導者の先生へ

井上祐子先生、いつも熱いご指導をありがとうございます。4才の頃から、何よりも素晴らしい音楽を追求すること、その為には、最後まで絶対に諦めてはならないということを教えて下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。私は、祐子先生がレッスン時に弾いてくださる、繊細なピアノが大好きです。いつも心を揺さぶられます。私も色々な曲を、祐子先生の様に美しく演奏したいです。これからも一生懸命頑張りますので、よろしくお願いいたします！

上田秀子先生、いつもあたたかくご指導してくださりありがとうございます。秀子先生は、私が調子の良い時も、そうでない時も、もっと上手く行く方法を教えてくださったり、心を落ち着かせてくださいます。毎年、ピティナのコンペや、色々なコンクールにチャレンジしてきましたが、そのことだけにとらわれず、ピアノを楽しむことの大切さを、いつも感じさせてくださいました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします！