レポ:12/6 北本市立北小(堤莉咲子pf・安久津理子Trb)
12月6日の北本北小学校には、堤莉咲子さんとトロンボーンの安久津理子さんが訪れました。
学校クラスコンサートへ出演させていただきありがとうございました。コロナのため3年ほど空いてしまいましたが、北小学校へ再びお伺いすることができ感謝しております。
対象の4年生は、昨年すでに金管楽器を学んでいたようで、近くで見る本物のトロンボーンに大変興味をもっていました。この楽器はなんでしょう?と質問した際には、「トロンボーン!」という答えのほかに「トランペット!」との声が上がり、金管楽器の名前を覚えているのがわかりました。今回のクラスコンサートをきっかけに、子どもたちにとってトロンボーンは忘れられない楽器になったのではないかと思います。
また、ピアノの演奏では「すごい!」「指はやい!!」と素直なリアクションをいただき、とても嬉しかったです。
演奏後には校長先生とお話させていただき、「心に伝わる音楽でした」とのお言葉をいただきました。大変ありがたく、これからも音楽の力を皆様に届けていきたいと改めて感じました。貴重な機会を頂き誠にありがとうございました。
コロナ禍になってからしばらく、間近で子どもたちに音を聴いてもらうことができなかったので、今日は体感してもらうことができとても嬉しかったです。
最後に質問を募集したとき、なかなか気付けないようなことが質問に出てきたりと、観察力に驚きました。
トロンボーンの先にあるつば抜きについて「これは何ですか?」と質問されました。「これは『つば抜き』と言われているけれど、実はトロンボーンにつばが溜まるのではなく、楽器の温度と息の温度との違いで水蒸気が発生して水が溜まるので、それを出さないと音がきれいに出ない」ということを説明しました。
また、トロンボーンにつけていた紐について「この紐は何ですか?」という質問もありました。私は小柄なため、トロンボーンのスライドの最後のポジション(7ポジション)まで手が届かないために、紐がないと届かなくて演奏できないことや、腕の長い方は紐がなくても演奏できることもお話しました。細かい所までよく見ていて驚きました。
トロンボーンはなかなか聴く機会がない楽器のひとつだと思いますが、これを機に興味を持ってもらえたらと思います。
3年ぶりの学校クラスコンサートで、直接生の演奏に触れる機会があり、子どもも大人もとても楽しいひとときを過ごすことができ、とてもよかったです。ピアノの周りで弾いているところを見たり触ったり、トロンボーンで「ラッサストロンボーン」を聴いている時などの子どもたちの様子がとても楽しそうでした。一緒に「ビリーブ」を歌うことができたのもよかったです。校長も1時間参加の予定でしたが、延長して2時間参加し、とても喜んでいました。どうもありがとうございました。
- ふだん見ることのできないピアノのうら(げんなど)を見ることができてとてもうれしかったです。
- ぼくはトロンボーンという楽器をはじめて見ました。あんなに長い管を7つの場所にスライドさせて正確な音を出すなんてすごいと思いました。
- ピアノは下をくぐると木の板がふるえていました。
- トロンボーンは中学生から始めればふけるようになるから、ふけるようになりたいです。
- ピアノはいつも見ているし、しくみもだいたい分かると思っていましたが、下がふるえたり、音が大きく聞こえたり、ピアノの板もななめにする意味がわかって、びっくりしました。