レポ:11/1 安芸市立赤野小(デュエットゥpf・平田里子sop)
赤野小学校の生徒さん達もよく覚えていてくれて「ただいま」、そして1年生の皆さんは「はじめまして」のご挨拶からスタートしました。1曲目のチャールダーシュではみんなが興味のある鍵盤ハーモニカの音色を耳を澄まして聴いてくれていました。フニクリフニクラでは手拍子のところで元気よく参加してくれていました。
「安芸っていいな」では安芸の名産が歌詞に入っているので、その部分がしっかり伝わるように大切に歌おうね、と言うと、みんな一生懸命練習していました。リベルタンゴでは昨年はできなかった、ピアノを囲んだりピアノの下にもぐったりしてのピアノ鑑賞。曲の最後の音は生徒さんに参加して弾いてもらう、などピアノの近くで迫力を感じてもらえました。コロナ禍とはいえ、ここまで近いところで子供たちに演奏を聴いてもらえるようになったことに涙が出そうになりました。
最後の「翼をください」では体育館に伸びやかなソプラノの歌声が広がり感動的なコンサートとなりました。
終わった後に片づけを手伝ってくれていた高学年。今、流行りの曲の楽譜を見つけ「これ聴きたい!」とリクエスト頂き、急遽演奏プレゼントになりました。そして、合奏部の皆さんが音楽室で演奏を聴いてほしいということで急遽、聴かせてもらうことに。「緊張しました!」と言いながら「虹」の合奏を一生懸命演奏してくれました。
子供たちから音楽が大好き、という気持ちがたくさん伝わってくる学校でした。
今年は、子供たちがよく知っている鍵盤ハーモニカを使った演奏やピアノ演奏を間近で見る・聴く・触れる体験があり、子どもの感想も、昨年度以上の手ごたえがありました。また、「安芸っていいな」の歌がとてもよくて、生演奏で一緒に歌えたことが、子供たちの心にとても響いていました。児童たちはピアノの音を体全体で感じ取っていました。自分たちが日ごろ使っている鍵盤ハーモニカで、レベルの高い曲を演奏していただいたことが印象的でした。児童の知っている曲をプロの演奏や歌声で聴けたことで、より心に響いたようでほとんどの児童が、前のめりで演奏に聴き入っていました。
- 子どもたちは毎年このコンサートを楽しみにしています。ゆかりさんの明るい笑い声、かなえさんの長い指から奏でられる演奏、さとこさんの優しい人柄で会場全員を巻き込んだコンサートは、別世界を味わわせてくれます。こんなにも近づかせていただけるコンサートは他に例がなく、これこそ、私たち観客が望むものです。いつも足を運んでくださりありがとうございます。また来年も来てください。
- ピアノの連弾は音の重なりや強弱によって迫力が増していて、疾走感の中にも繊細なメロディが隠れているような感じがしました。ソプラノの歌声は美しくのびやかで、かつ頭の中に直接響くような感じがしました。聴いていてとても心地よくなり、まるで別世界に連れていってもらったかのようでした。歌声の向こうに、作曲者や歌い手の世界が見えるような気がして、これぞプロの表現力と感動しました。
- 私は、歌と演奏をまた聴くことを楽しみにしていて、やっと聴くことができたのですごく楽しかったです。私は「安芸っていいな」という曲が大好きで、作った人と一緒に歌うことができてすごくうれしかったです。
- さいしょのけんばんハーモニカで、小学校は単純なドレミだけど、今日ははく力があって、こんなレベルが高いのをけんばんハーモニカで弾けるんだなと思いました。
- 今日はきれいな歌声ときれいな曲をひいてくれてありがとうございました。最後の「つばさをください」は久しぶりに聞いたけれど、やっぱりいい歌だなと思いました。(4年)
- 私は2年くらい前までピアノを習っていました。 でも今日デュエットゥさんの演奏を聴いて、またピアノを習いたいなぁと思いました。今日は演奏したり、私たちの「にじ」の合奏も聴いていただきありがとうございました。