レポ:10/19 北本市立西小(堤莉咲子pf・小久保志織Vn)

北本市立西小学校
日時:2022年10月19日(水)
会場:音楽室
参加人数:4年3クラス 93名
出演:堤莉咲子(ピアノ)・小久保志織(ヴァイオリン)
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2005年にピティナが初めて学校クラスコンサートをスタートさせた北本市へ、コロナ禍の休止期間を経て再び学校クラスコンサートが帰ってきました!ピティナ北本支部のもと、北本市学校教育支援事業として市内全7校を回る企画です。復帰第1校目は10月19日に北本市立西小学校で開催されました。

音楽の先生も、2005年の初年度に西小でクラスコンサートを担当してくださった先生が、他校の勤務を経て再び西小でお出迎えくださいました。

今回訪れたのは、北本市生まれのピアニスト・堤莉咲子さんと、熊谷市出身のヴァイオリンの小久保志織さんです。

ピアニスト・堤莉咲子さんより

学校クラスコンサートに出演させていただきありがとうございました。西小学校4年生の生徒さんはとても明るく、たくさんのリアクションを取りながら参加していました。

小久保さんより、ヴァイオリンの弓の素材について3択クイズを出された際には、周りのお友達と相談しながら懸命に考えていました。馬の尻尾を使っているんだよ、と答えを教えると、かわいそうとの声がありましたが、自然のものに感謝して楽器を大切に使っていることを伝え、音楽室にあるピアノもそして身近なものも大切にしようと話しました。すると、生徒さんは深く頷いておりその姿が印象に残っています。

また質問コーナーでは、各クラス途切れることなく手が上がり、「ヴァイオリンの値段はおいくらですか?」や「何歳から楽器を演奏していますか?」「好きなホールはどこですか?」など演奏者に興味を持って発言してくれました。そして、授業後にはサインを求めて音楽室に戻ってくる子供たちでいっぱいとなりました。

子供たちの素直な反応を受け取ることができ、私もとても嬉しく充実した時間となりました。今回の学校クラスコンサートをきっかけに、より音楽に興味を持ってくださる生徒さんが増えると幸いです。そして、たくさんの準備やおもてなしをしてくださった西小学校の先生方に感謝申し上げます。

ヴァイオリン・小久保志織さんより

子供たちの前で演奏させていただき、とても楽しい一時を過ごさせていただきました。また、熱心に音楽を聴き、楽しんでいる子供たちの姿が見ることが出来、このような素晴らしい機会をいただけたこと、心より感謝申し上げます。

音楽の先生より

しばらく実施できなかったこのコンサートをまた行うことができて嬉しく思います。授業とは違うコンサート会場のような雰囲気の教室で、じっくり音楽に耳を傾けていた児童のキラキラした目の輝きが、とても素敵でした。ヴァイオリンとピアノの魅力が伝わるプログラムで、演奏者のお二人の柔らかい雰囲気に包まれ、コンサート全体が穏やかに進んでいったので、児童も落ち着いた気持ちで楽しみながら参加していました。

ヴァイオリンの生の演奏を間近に聴くことができたこと、また、普段から見慣れているピアノの音の出る仕組みを体験しながら学習できたのもよかったです。生の音を肌で感じる貴重な機会をありがとうございました。

学校クラスコンサート
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