丸の内ミュージックフェス 開催レポート vol.2
4/29(祝)は飯田有抄さんが総合司会で登場。ピティナ・チャンネルのライブ配信でお贈りした<入賞者シリーズ>の3コンサートのレポートです。
入賞者シリーズ1枠目は、米満希咲来さんと渡辺康太郎さん。ピティナJr.G級やSONY CSLミュージック・エクセレンス・プロジェクト・ピアノアカデミー1期生で同じステージを踏んできた、成長著しい二人。打合せたわけでもなく、ショパンからドビュッシーへとつながる美しいプログラムを組んでくださいました。将来を嘱望される才能たちの競演となりました。
プログラム
ドビュッシー:「花火」(前奏曲集第2巻より)
入賞者シリーズ2枠目は、福田靖子賞選考会入選の稲積陽菜さんとピティナデュオ部門上級金賞の芝田奈々さん&佐藤和大さん。稲積さんは多くのファンの集まる中、小さな体からは想像もできないパワフルなラ・ヴァルスを演奏。続いてのデュオは、テレビ朝日「題名のない音楽会」の出演も決まったばかり。同じくラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ(連弾)で襷をつなぎ、ブラームスのハンガリー舞曲第5番で締めくくりました。冴えたトークも演奏も注目のデュオでした。
プログラム
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番(連弾)
入賞者シリーズの最後の枠は、2020年日本音楽コンクールのピアノ部門・ヴァイオリン部門の優勝者のお二人。山縣 美季さんは2020年ピティナ特級入選に続いて見事優勝を果たし、北川千紗さんはすでに国際コンクールでもキャリアを積む若手実力派。二人は、シャネル・ピグマリオン・デイズ参加アーティストでもあります。山縣さんの祈りのような演奏はマルキューブの運営スタッフたちからも大好評。そして北川さん確固たるテクニックと音楽性のヴァイオリン、素晴らしいピアノ伴奏の横田さんとのデュオで、圧巻のステージとなりました。
プログラム
シューベルト :即興曲 第2番 変ホ長調 D.899 Op.90-2
シューベルト=リスト:アヴェ・マリア
より多くの人が、ピアノにワクワクできる。
知らなかったピアノの魅力を再発見する。
ピアノの可能性をもっと広げていくための新たな取り組みが始まります。