第45回コンペ 入賞者記念コンサート 出演者インタビュー 古賀天希さん

第45回ピティナ・ピアノコンペティション
入賞者記念コンサート
出演者インタビュー
顔写真
12. 古賀 天希[C級 金賞]
  • モーツァルト:ピアノソナタ第12番 K.332 ヘ長調 より 第3楽章

「全国大会は特別なステージ」とコメントを頂きましたが、本番ではどのようなことを考えて演奏されたのでしょうか。

コロナの影響でホールで演奏している姿を福田先生に見てもらうのが久しぶりでした。先生に今まで教わった感謝の気持ちを伝えられるように、そしてずっと応援してくれていた祖父母にも自分の最大限の力と綺麗な音を届けたいと思いました。

「人の心に響くピアノを目指したい」とのことですが、古賀さんが目指したい(目標とする)ピアニストがいれば教えてください。

僕が目指したいピアニストはたくさんいます。反田恭平さん、内田光子さん、角野隼人さん、ドゥオールと関本昌平さん(お二組が共演されたコンサートで感銘を受けました)。

入賞者コンサートでの演奏曲について教えてください。

今年のコンペで初めてモーツァルトソナタを弾きました。とても難しかったけど、一つ一つ作り上げていく過程が楽しくて、出来た時気持ちよかったです。今回弾くモーツァルトのピアノ・ソナタ第12番K.332 第3楽章は、先生が勧めてくださって初めて聴いたとき、ワクワクして一気に好きになりました。難しそうだけど挑戦しようと思い選びました。

ピアノを弾いていて良かったと思う瞬間はどんな時ですか。

ピアノを弾くと、楽しい時はもっと楽しくなり、落ち込んでいる時も音に癒やされて気持ちがリセットされる瞬間があります。

思い出のレッスンはありますか。

コンペ前のレッスンで、「和音のバランスはミックスジュースと同じ。桃、リンゴ、バナナが入ってるとして、その中で桃が多いとか、どのバランスで混ぜ合わせるかが大切。かつ、どの果物もそのジュースには必要なの。曲の中の和音1つ1つのバランスを整えていこう!」と先生がアドバイスをくれたことが印象に残っています。
僕はミックスジュースが大好きなので、とてもイメージしやすくてより意識して演奏できるようになったと思います。福田先生のレッスンは、色々な言葉でイメージを引き出してくれるのでとても楽しいです。

最近のマイブームは何ですか。

家族で雪山に行ってスノーボードをすることです。
重心の移動や力が入っていると上手くいかないところなど、ピアノとの共通点があるなと思います。山が近くにないので、頻繁には行けませんが、大自然の景色や風、匂いが感じられるところが好きです。

スノーボードを楽しむ古賀さん
チケットお申込み<各部>

一般 3,500円/ピティナ会員・学生 3,000円

  • チケットはe+のみの取り扱い。
入賞者記念コンサート
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