田口 尊啓さん(Jr.G級 金賞)～2024入賞者記念コンサート出演者インタビュー

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金賞受賞おめでとうございます！どのようなきっかけでピティナのコンペに出場されたのですか？

小学3年生の時に母の勧めで初めて参加しました。それまでは、課題曲が1曲のコンクールにしか参加したことがなかったので、4曲も課題曲があって大変だと思いましたが、B級の課題曲「試練」を聴いて、すごくかっこいい！！コンクールじゃなくてもこの曲を弾いてみたいと思って、参加しました。
この初めてのコンペの時に、ピティナの教室紹介を通じて関本先生を紹介して頂き、初めてレッスンをして頂きました。レッスンで先生が弾いてくださった「試練」は、僕の想像以上にもっともっとかっこ良くて、衝撃を受けたことを今でも覚えています。

コンペで演奏した曲は、どのように選曲されましたか？曲の好きなポイントもあれば、合わせて教えてください。

全国大会のプログラムは、関本先生が、僕に合う曲や勉強したほうがよい曲を選曲してくださいました。僕は、ハイドンが大好きですが、いつも明るく軽快な曲を好んで弾いていたので、今回は、暗くて重い雰囲気の難しい曲を勉強できるように、ハイドンの「アンダンテと変奏曲」を選曲してくださいました。僕は、この曲の第1主題の旋律に表れる様々な悲しみの感情を和声の変化とともに感じられるところが好きです。

工夫した練習方法があれば教えてください。

ゆっくりのテンポで、音色や表現、手の形を確認して演奏し、徐々にテンポを速くしていくという練習をしました。例えば、全国大会で演奏したショパンのエチュードOp.10-2では、毎日、メトロノームを使って♩＝80，90…と10ずつ上げて♩＝150まで8段階でテンポを上げていく練習をしました。

これまでのコンペの中で思い出に残っているステージはありますか？

今回のJr.G級の全国大会のステージです。いつも全国大会は緊張して焦った演奏になってしまいますが、今回は、出場者全員がマスタークラスで仲良くなった仲間だったので、緊張しすぎることなく落ち着いて演奏することができました。演奏後は、お互いの演奏を称え合ったり、みんなで写真を撮ったりして、とてもあたたかい雰囲気の楽しい全国大会でした。
僕は最終グループだったので、当日はみんなの演奏をあまり聴けませんでしたが、配信でみんなの素晴らしい音楽を聴いて、この仲間に出会えて本当に良かったと改めて思いました。

指導者の先生との印象的な思い出を教えてください。

・初めてレッスンをして頂いた時に、すごくかっこいい「試練」を聴かせてくださったこと
・小学4年生の時にショパンのエチュードOp.10-1をレッスンして頂き、すごく褒めてくださったこと
・中学1年生の全日本学生音楽コンクールの全国大会の直前のレッスンで「もう、何も言うことはない！」と仰ってくださったこと
この他にも、関本先生がこれまで教えてくださったことや、かけてくださった温かいお言葉が、全て大切な思い出となっています。

いつか弾いてみたい憧れの曲は何ですか？

ショパンのピアノコンチェルト第１番です。

好きな音楽家、憧れの音楽家を教えてください。

関本昌平先生、チョ・ソンジンさんです。
関本先生は、いつもレッスンで多彩な音色を間近で聴かせてくださり、先生の魅力的な音色が常に僕の目標になっています。
チョ・ソンジンさんは、小学6年生の時にコンサートに行き、とにかく美しい音色に心が惹きつけられました。

マイブームは何ですか？

中学校の隣の公園（テニスコートと壁打ち練習場があります）で、テニスの練習をすることです。

ピアノのほかで、得意なことや好きなことを教えてください。

体を動かすことが好きで、特にネット型の競技（バレーボール、バドミントン、卓球、テニス）は全て好きです。小学生の時は、岐阜市スポーツ少年団のバレーボールチームに所属していました。今は友達とテニスをすることが、勉強とピアノの練習のリフレッシュとなっています。

お住まいの地域の魅力を教えてください！

僕が住んでいる岐阜県岐阜市は、自然豊かで緑が多く、公園もたくさんあります。
そして、僕にとって岐阜市の一番の魅力は、関本先生のピアノ教室があることです。