第47回入賞者記念コンサート 出演者Q&A

第47回ピティナ・ピアノコンペティション
ソロ・デュオ部門
入賞者記念コンサート
出演者Q&A

今年度の入賞者記念コンサートでも、出演者から出演者への質問を募集しました。 勉強との両立や普段の練習方法など、バラエティ豊かなQ&Aが集まりました!!ぜひご覧ください。

並河結愛さん(B級 金賞)から矢野聡一朗さん(B級 金賞)へ
金賞おめでとうございます。
コンペでは、4曲中3曲が私と選曲が同じでしたが、どの曲が1番好きでしたか?私はクレメンティのソナチネが、いっぱい指を動かすのが楽しくて好きでした!

結愛ちゃんは、クレメンティの「ソナチネ」が好きだったのですね!速くて細かいリズムを、たくさん指を動かして弾くことが得意なのはとても羨ましいです!
僕は、「わすれな草」が一番好きでした!メロディーの掛け合いや可愛らしいハーモニーは、お花の色を想像してみたり優しい気持ちになったり…楽しんで弾くことができました。今でも鼻歌で歌ってしまいますよ(笑)。

鈴木奏美さん(C級 金賞)から古川龍辰さん(B級 金賞)へ
金賞受賞おめでとうございます。一番好きな曲は何ですか?

ご質問いただきありがとうございます。プロコフィエフ ピアノソナタ第7番第3楽章です。

橋本直樹さん(C級 金賞)から小林直史さん(D級 金賞)へ
受験を控えていながらのコンペティション参加、しかも飛び級で挑戦されての金賞は本当に素晴らしいと尊敬しています。 特に6年生は勉強だけでも時間が足りない程だと思いますが、どのように両立されていたのでしょうか? 何か秘訣があれば教えていただきたいです。

ご質問いただきありがとうございます。この度は、金賞おめでとうございます!!
中学受験とピアノの両立については悩みが尽きないことと思います。確かに6年生ともなると塾での滞在時間が長くなり、ピアノを弾く以前にそもそも家にいる時間が短くなっていきますね。
僕自身はまさに今受験を終えたところです。思い返してみると、両立をしてみようなどと考える間もなく日々やることに追われ、気がついたら今日を迎えているというのが正直なところです。
そんな中でも意識していたことを一つあげるとすると、ありきたりではありますが「時間に対する意識をしっかり持つこと」でしょうか。勉強やピアノの練習は一日ごと小さな目標を立てて、時間を決めて、そして必ずタイマーを使うようにしていました。
僕も中学生になってまた両立に悩むことがあるかもしれません。何かよい方法があれば、また教えていただけたらと思います。橋本さんのことを心から応援しています!!

並河結愛さん(B級 金賞)から永吉友亮さん(F級 金賞)へ
F級金賞おめでとうございます!6年生でF級金賞すごいです!!憧れます。
1日に何時間ぐらい、何曲ぐらい練習していますか?何をして遊ぶのが好きですか??

質問どうもありがとうございます!
1日の練習時間は、普段は3時間、コンクール前は4~5時間、たまに6時間ぐらいで、基本的に短時間集中型です(笑)。1日に弾く曲は小さい曲大きい曲合わせて5~8曲ぐらいのことが多いです。
遊びはなんでも好きで、テレビ、コンピューターゲーム、トランプ、Youtubeを見る、鉄道研究、設計図を描く、犬と遊ぶ、体を動かすのも好きです。

小林直史さん(D級 金賞)から深津天馬さん(福田靖子賞 第2位)へ
ピアノと勉強を両立させるためのコツはなんですか。

スキマ時間を見つけて、効率よくタスクを終わらせるように気をつけています。たとえば僕は登下校の電車の中で学校の宿題を終わらせています。
また、毎月Excelで自分でピアノと勉強のスケジュール表を作成し、ピアノの前に貼り出しています(完遂できない時も多いですが^^;)。
小林くんは、4月から中学生でしょうか。ピアノも勉強も楽しくがんばってくださいね。

佐藤日向さん(E級 銀賞)から長谷川祐音さん(福田靖子賞 第1位)へ
いつも素晴らしい演奏をされて本当に感動しています。
同じ中学生ですが、勉強とピアノやその他学校の事などお忙しい中どのように両立していますか?

ご質問頂きありがとうございます。中学生になった当初は時間のやりくりに本当に苦労しました。(中学生になったら時間がないと聞いてはいましたが本当なんだなと)
今は、テスト前だからピアノが全く弾けないという状態にしない為に学校や塾の課題などは試験前に纏めてやるのではなく課題が発表される前に日々分散して済ませる様にしています。友達と遊ぶ時間は殆ど取れないので休み時間や学校帰りに交流しています。
僕は、今年中3になる為更に時間に追われ忙しくなると思いますが、中学校生活とピアノの両立を楽しみながら頑張りたいと思います。

平沼華さん(A1級金賞)から長谷川祐音さん(福田靖子賞 第1位)へ
福田靖子賞第1位おめでとうございます。心から尊敬しています。練習の時に気をつけていること、必ずしていることや工夫していることがあれば教えてください。

ご質問頂きありがとうございます。練習の時に気を付けている事ですが、平日は練習時間が限られている為、課題全曲を見る事はなかなか難しく、気になる部分のみ抜粋して練習する事が多いです。
特に細かく丁寧に練習する事を疎かにしがちなので、休日の練習時には自分の音をしっかり聴く事を心掛けています。
僕はついつい速弾きして雑になりやすい癖があるのでこれからも暴走しない様気を付けて練習していきたいと思っています。

深津天馬さん(福田靖子賞 第2位)から三井柚乃さん(特級 銀賞)へ
特級ファイナルでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏された際、ラフマニノフらしさを出すために一番意識されたことは何でしたか?

ご質問ありがとうございます!
ラフマニノフらしさ、と言えば長いフレーズだと思っています。ロマンティックで美しいメロディーや和声変化を前にするとその音楽に浸りたくなってしまいますし、メロディーラインを追うだけでそれっぽい音楽が完成してしまいますが、どこまでフレーズをもっていくのか、どこを拠り所とするのかを考え、その上で歌うように心がけました。弦楽器や管楽器に置き換えてみて、ボウイングやブレスを考えてみたりしていました。
あとは、重厚さを失わないために、美しい弱音のメロディーも耳で聴こえる響きだけを繋げてスラーにせず、やはり指で繋げるということは必ず意識していたと思います!

矢野聡一朗さん(B級 金賞)から鈴木愛美さん(特級 グランプリ)へ
指を速く動かす曲を弾くときには、どのような練習をしていますか?
また、きれいな音色を出すために、何を意識して弾いていますか?

ご質問ありがとうございます。私は特殊な練習はしませんが、速いパッセージをゆっくり弾いたり歌ってみたりして、指の運動ではなく自分でちゃんと耳で聴けるように練習しています。
音色については、作品を勉強していくなかで、その曲、その部分にふさわしい音や表現を模索しています。

佐々木花音さん&佐々木優花さん(連弾中級A 金賞)から鈴木愛美さん(特級 グランプリ)へ
演奏を聴かせていただき、美しい音色の中から伝わってくる情感や世界観に感動しました。日常の中で心掛けていることはありますか?
また、演奏に乗せて伝えるために意識していることがありましたら教えて下さい。

ありがとうございます!日常の中で心がけていること…常に何かを心がけることは難しいですが、季節を感じたり景色や空をみたり、大切な人と話したり、そのような生活のひとつひとつが尊いものなのだと思います。
私はあまり演奏する時に意識していることはないのですが、自分が弾く作品に自分自身が心を動かされて、それを最後まで丁寧に紡いでいくことができたらいいなと思っています。

南ことこさん(Pre特級 金賞)から出演者の皆さんへ
本番前のメンタル面において気を付けていることなどありましたら教えていただきたいです。

室崎恵太朗さん(G級 銀賞)
ご質問ありがとうございます。僕は、本番前に食べられなくなってしまうのですが、食べないとエネルギー不足になってしまうので、ウィダーインゼリーのブドウ糖を摂取しています。
また、ソニーの古屋晋一先生から、緊張に対応するには、首筋や脇などのリンパの通っているところをカイロで温めたり、マッサージ(親指で強く押す)をすると僕のように手が冷たくなって動かなくなってしまうということが解消されると教わりました。参考になればうれしいです。


岸野花音さん(G級 金賞)
ご質問ありがとうございます。 舞台で楽しんで演奏している自分を想像したり、曲に対する愛を確かめたり、美味しいものをいっぱい食べたり(本番前日はお肉を食べます!)、神社参拝してみたり…。 最後は、「今まで頑張ってきたから大丈夫!」と、持ち前のなんとかなる精神で、緊張とワクワクが入り混じった程よい状態で舞台に臨んでいます。


小田愛音さん(Pre特級 銀賞)
ご質問ありがとうございます。この質問に私がうまくお答えできるとは思わないのですが、私が大切にしていることは、コンクールの結果だったり、周りからの評価などを気にして、上手く弾こう!とすると本番がこわくなり演奏が固くなってしまうので、純粋にその音楽と向き合い、自分に素直に演奏する、ということです。


三井柚乃さん(特級 銀賞)
ご質問ありがとうございます!私は本番だからといって普段と何か感覚を変える必要はないと思っています。以前は本番だからいい演奏をしよう、と思って舞台に向けて音楽を作っていましたが、それもなんだか不自然なことですし、本番のその瞬間に一番いい演奏をしなければいけない、とは今では思いません。その舞台が立派なホールでも、何百人の前でも、自宅で一人ピアノに向かっている時と同じ感覚で演奏したいと思っています。期待すればするほど本来の自分から遠ざかっていきますし、それが過度な緊張に繋がるので、意気込みすぎず、ありのままのその瞬間の音楽に感動出来たらいいな、と思っています。リラックスした状態のときにしか出せない力もある、と信じています。


鈴木愛美さん(特級 グランプリ)
ご質問ありがとうございます。私は特に普段と変わったことはせず、よく寝てよく食べて過ごしています!

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