レポ1:4/27オープニングガラ「運命✕皇帝」/弦楽四重奏(LFJ丸の内)
今年も丸の内エリアが音楽に包まれる週間がやってきました!ラ・フォル・ジュルネ東京2023の開幕を来週に控え、丸ビルマルキューブと大手町プレイスサンクンガーデンでは、丸の内エリアコンサートのオープニングイベントを開催しました。ビジネス街丸の内において、多くのビジネスパーソンや観光客に愛されるこのエリアコンサートには、春らしい陽光の射す4月27日、平日にもかかわらず多くの熱心な音楽ファンが集まり、気軽に楽しめる音楽祭として、ますます注目を集めています。
ラ・フォルジュルネ東京2023 丸の内エリアコンサート トップ
丸ビルマルキューブで開催された「オープニング・ガラコンサート」では、今年のテーマ「ベートーヴェン」の普遍的な人気を誇る名曲「運命」と「皇帝」が演奏されました。10人の室内楽編成オーケストラには、丸の内エリアコンサートで人気のあるエロイカ木管五重奏団やポローニア・クァルテットのメンバーが参加し、集中度の高い充実した演奏が披露されました。指揮と編曲を大河内雅彦さんが務め、迫力ある「運命」の演奏でコンサートが開幕。「皇帝」では特級グランプリである梅村知世さんがソリストとして登場。美しい旋律とオーケストラとの素晴らしいアンサンブルで聴衆を魅了しました。アンコールはベートーヴェン作曲、ロマンス。瀬﨑明日香さんの美しくのびやかなヴァイオリンの演奏で、コンサートが締めくくられました。演奏にはブラヴォ―などの声も飛び交い、華やかな幕開けとなりました。
プログラム
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」第1楽章
大手町プレイスのサンクンガーデンのオープニングを飾ったのは、華やかな弦の名手たちによるカルテット。明るく爽やかなこの日の陽気を表すようなモーツァルトのディベルティメントの演奏に、ランチタイムのオフィス街で多くの方々が足を止めました。ピアノでお馴染みの「エリーゼのために」を特別に弦楽四重奏で奏でた後は、ベートーヴェンがラズモフスキー伯爵へ捧げた弦楽四重奏を演奏。アンコールには、同じ国の作曲家ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」と、魅力の異なる4曲を届けました。
プログラム
モーツァルト: ディヴェルティメント kv136ベートーヴェン: エリーゼのために
ベートーヴェン: ラズモフスキー1番1楽章
ブラームス:ハンガリー舞曲
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ピアノの可能性をもっと広げていくための新たな取り組みが始まります。