レポ：2/24 岸和田市立新条小（紀之定郁恵pf・石田知子Vn）
2023年2月24日金曜日、8回めとなります岸和田市立新条小学校への訪問は、昨年同様、密を避けるために、体育館での開催となりました。
ピアノの紀之定郁恵さん、ヴァイオリンの石田知子さんが、子どもたちが音楽の授業で習った「ユモレスク」、そしてシューマンがクララのために書いた「献呈」を感情豊かに素敵に演奏してくださいました。また、４年生の子供達に理解できるように、クイズをしたり、プレートを見せながら楽しくヴァイオリンの説明をしてくださると、子どもたちの反応が良く、たくさんの意見が出ました。3年ぶりのピアノを取り囲んでの「幻想即興曲」の演奏では感動の声が上がりました。
また、石田さんが子供の傍を通りながら「チャルダッシュ」を演奏すると、子どもたちは食い入るように見ていました。
「校歌」の共演では、元気な歌声とピアノ、ヴァイオリンの音が溶け合い、生徒の皆さんが心から楽しむ姿を拝見して、嬉しく思いました。
岸和田ちきりステーション 井上朗子
新条小学校の子どもたちはとても元気よく、また、演奏をよく聴いてくれます。コロナ禍のため、体育館でのコンサートになってからは、音楽室よりも(子供達との)距離ができてしまったので、iPadを使ったり、問いかけを多めにしたり、工夫しながら取り組ませてもらっていました。
元気な生徒さんたちなので、問いかけの反応がすごく多くて私も嬉しく、普通に聴いてもらうだけのコンサートよりも、身近に音楽を感じてもらえる、学校クラスコンサートならではの素敵な時間を過ごさせてもらえました。
子どもたちの素直な反応、その受け応えに私がいつも楽しませてもらっています！！
お伺いした新条小学校は体育館開催でしたが、体育館は木で出来ている広い床と共鳴するのか響きが有り、生徒さんと少し離れていても一体感を感じられた様に思います。普段と違い落ち着かない状況と思いますが静かに聞いて下さいました。 共演ではこちらが元気な歌声にパワーを貰いました！
生で演奏を聴けるのは、なかなか無いことなので、子供達にとって凄い経験になったと思います。私自身も、演奏を聴けることを毎年楽しみにしています。
ほんまものは凄い。楽器の音の出るしくみを教えていただき、有意義だった。
日頃の授業で、CDや動画の演奏を子供達に、よく聴かせていますが、生の演奏を聴いて「生演奏に勝るものなし」と実感しました。
