小野口 夕月さん(F級銀賞)~入賞者記念コンサート出演者インタビュー

第46回ピティナ・ピアノコンペティション
入賞者記念コンサート
出演者インタビュー
顔写真
16.小野口 夕月[F級 銀賞]
  • プロコフィエフ:《風刺(サルカズム)》Op.17より 第1曲「嵐のように」、第3曲「せき立てるアレグロ」、第4曲「狂気したように」
全国決勝大会の演奏

入賞者記念コンサートへのご出演おめでとうございます!コンサートでの演奏曲について教えてください。

プロコフィエフには、いつも暗黒の世界が現れます。攻撃的な旋律、不穏なリズムや転調に悪魔的な世界へといざなわれ、そこから目醒めると人間の儚さを思わせてくれる。そういった魅力が私の大好きな所です。

今年度のコンペティションの思い出をお聞かせください。

夏のピティナ本選前に大好きな祖父が病になりました。私はピアノを弾く事により、祖父を想いました。特にショパンのエオリアンハープの神々しさで気持ちが救われた思いになりました。音楽の力を改めて感じた夏になりました。

学業と練習はどのように両立していますか。

学校にいる間は勉強に集中、17時からはピアノ、練習後は勉強…と、スケジュールを組んでいます。でも、友達とのお喋りや笑いは絶対に必須科目です。

家の練習室。緑が見えるので、気持ちの良い日は窓を開けて練習してます。近隣は山なので!

好きな音楽家、憧れの音楽家はいますか。

私の憧れのピアニストは、川崎槙耶さんです。藤代先生の娘さんでもあり藝大の院生です。小さい頃から発表会の時に槙耶さんの演奏を聴いています。槙耶さんの演奏を聴くと、自分の本番が終わり眠たくなった目や頭が一気に覚め、舞台がキラキラ輝きだします。私もいつか槙耶さんの様に小さい子供達に夢を与えたいです。

ピアノを弾いていて良かった、と思う瞬間

何百年もの時代を超えて私の元に音楽が届き、わずか数音で感動を覚えた時はわくわくします。何て美しいと思ってしまいます。

お住まいの地域の魅力を教えてください。

山々に囲まれているとても美しい街です。奇跡の清流と呼ばれている仁淀川がすぐそばを流れています。小鳥の鳴き声と共にピアノを練習しています。空気がとてもきれいで、海の幸も山の幸も全て美味しくて最高です。住んでる人もみんな温かいです。

仁淀川の透明度は日本一。
5月のこいのぼり祭りには、我が町の工芸品・土佐和紙で作られた300匹もの鯉が泳ぎます。

練習が大変な時の気分転換の方法

家の周りを歩きに行きます。ぼーっと何も考えず空気を吸って散歩します。

近所をお散歩!
チケットお申込み<各部>

一般 3,500円/ピティナ会員・学生 3,000円

▼第1部▼
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  • チケットはe+のみの取り扱いです。
  • 当日券のお支払いは現金のみとなります。
  • 感染対策のため、ご連絡先をお伺いする場合がございます。
  • 混雑防止のため、開演前に余裕をもってご来場ください。
  • 3歳以下の乳幼児同伴の入場はご遠慮ください。
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