特級入賞者インタビュー~今泉響平さん(入賞者記念コンサートを振り返って)

特級入賞者インタビュー

今泉響平さんによるインタビュー・レポートをお届けします。全国での入賞者記念コンサートゲスト出演、特級ガラコンサートなどに出演されたご感想をお届けします。


2021特級銅賞
今泉響平さん
顔写真
10歳よりスズキ・メソードでピアノを始める。15才で全過程を終了。高校卒業後、単身渡露。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院及び大学院課程を修了。また、大学院課程には最高得点で入学。ラザール・ベルマン国際ピアノコンクール(イタリア)第1位、ピティナ・ピアノコンペティション特級銅賞。併せて、新人指導者賞を同時受賞は初の快挙となる。これまでにカントゥス・フィルムス管弦楽団他、国内外のオーケストラと共演。現在、ピアニスト、指導者、審査員として活躍。全日本ピアノ指導者協会正会員。名陽木工アンバサダー。

特級チームをを牽引して企画!

 2月25日にピティナ・ピアノコンペティション特級のファイナリストによる特級ガラコンサートが開催されました。
年功序列ということで私に連絡があり企画を任され、ピティナの方々と一緒に考えました。どうやったらコンサートが盛り上がるか、ファイナリスト4人の個性をどう引き出すか、弦楽4重奏が入るプログラムは何か・・・
考えた結果は、オール・ショパン・プログラムでした。
バラード4曲はそれぞれが性格が違うので、カラーの違う4人が演奏すると非常に面白いと思いました。弦楽が入るプログラムはピアノトリオ等の案も考えましたが、やはり華やかにということでコンチェルトに落ち着きました。
他の3人に相談せずの企画だったので誰か一人は嫌に思っているか不安でしたが、最後は皆、笑顔で終われてホッとしました!

ショパンをピアノと弦楽四重奏で(東京)
企画の立ち上げを語る!

全国の入賞者記念コンサートへのゲスト出演

また、12月25日広島中央支部・2月27日今治支部の各地の入賞者コンサートにて演奏機会を頂きました。
コンペティションでは近現代のオリジナル作品を選択していなかったので、お届けできていない自分の演奏を聴いて頂きたく、両プログラムとも共通してプロコフィエフのピアノソナタ第7番をメインとしました。
どちらの支部も休憩なしの約1時間プログラムでしたが、温かいサポートによりコンサートは成功に終わりました。

今治支部の入賞者記念コンサート
花束贈呈をされる今泉さん(広島)

注目を浴びたのはやはり・・・!?

皆さんが気になっていたのはそんな私の演奏と・・・「名陽木工」の椅子!
コンペの半年前から色々と試行錯誤していますが、まだ完成していません。
広島中央支部のゲスト演奏では夏にコンペで使用したもの、今治支部では新しく制作したものを使用しました。
子供たちは将来特級グランプリを目指す子が多いのか、椅子が珍しいのか真剣に聴いていました!
トークを交えながらのコンサートも好評みたいでした。
特級ファイナリストと同じステージに立てるという子供達にはとても良い経験を提供できたと思いました。

みなさんへの感謝と今後の展望

今回このような貴重な機会を頂き、クラウドファンディングをご支援して下さった方々に大変感謝しております。  皆様ありがとうございました。
 2月にはピティナ・ピアノステップのアドバイザーにもなり、また違う形で皆様とお会いするかと思います!


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