レポ:11/25 草加市立新栄小(片山柊Pf・伊東翔太Vn/動画あり)

草加市立新栄小学校
日時:2021年11月25日(木)
会場:音楽室
参加人数:4年生 75名
出演:片山柊(ピアノ)、伊東翔太(ヴァイオリン)
プログラムはこちら

2017特級グランプリの片山柊さんと、同じ東京音楽大学出身で現在、東京都交響楽団に所属するヴァイオリニスト、伊東翔太さんのお二人が、草加市立新栄小学校を訪れました。

ヴァイオリンの伊東さんは、作曲家ストラヴィンスキーが演奏旅行のために「やっぱり自分の作品を弾いてもらいたい」と思い編曲した話など、子どもたちも身近に感じるエピソードを交えてお話くださいました。1曲ごとにスタイルや雰囲気もガラッと異なる作品を並べたプログラムで、楽しみながらもいろいろな珍しい話を聞けるひとときとなりました。楽譜の表紙の作曲家の写真には「こわーい!」の声も。

また、ガーシュウィン作曲のオペラ『ポーギーとベス』の2曲目、It ain't Necessarily So に切り替わったタイミングで、子どもたちがテンポに載せて演奏者の近くをぐるっと一周歩いて見学するなど、四方八方からヴァイオリンとピアノを身近に見るコーナーも好評でした。

終演後のお二人には、サインを求めたり質問をしたり、にぎやかな学校クラスコンサートとなりました。

また、同校の平野校長先生は、ご自身もチェロをアマチュアオーケストラで長年演奏される腕前。「子どもたちにとって、魅力的な曲は有名な作品ばかりとは限らないので、今回のプログラムで子どもたちがどう感じるか楽しみ」と、最後まで一緒に見学されました。

クラスコンサートを終えた片山さん、伊東さん動画インタビュー

・学校クラスコンサートのプログラムのポイントは?
・子どもたちに近くで見てもらっていかがでしたか?
・子どもたちへのトークで大切にしたことは?
・児童のみなさんへメッセージ

児童のみなさんの感想(抜粋)
  • こんなに近くで演奏してもらえるなんて夢にも思いませんでした。ピアノはとてもなめらかで、子守歌のようでした。ヴァイオリンは音を出すことでもむずかしいとよく聞きますが、上手に使いこなしていてプロだと思いました。とっても楽しくて時間がたってゆくのがあっという間でした。私はこのクラスコンサートが一週間も前からまちきれなくて、まちきれなくて、がまんできないほどでした。本当に本当に今日はありがとうございました
  • 目の前で演奏するのを聞くと、テレビで聞くのとちがって、すごく音が大きくてきれいに聞こえました。楽しかったです。
  • 伊東さんも片山さんも、やさしくゆったりしていて、どんなことでも聞いてくれたりして、本当にありがとうございました。
  • ぼくは音楽がきらいだったけど、二人の演奏をきいて音楽が好きになりました。ヴァイオリンとピアノの音が組み合わさってすごくきれいな音が出ていて、何でも演奏できるからすごかったです。
  • CDやYouTubeで聞くよりも、音の感じがとてもきれいで、ひびきもとてもしっかりしていました。
  • 説明もみんなが分かりやすいようにしてくれて、ぼくはすごく心が明るくなりました。片山さんと伊東さんはかっこよくて、ぼくもこんな風になりたいなと思ったので、今やっている習い事をあきらめずにがんばります。
  • 演奏している時にすぐ近くで見れてうれしかったです。
  • 1時間がすごく短く感じました。私は音楽の自由にひけるところが好きです。
  • ヴァイオリンは生で見るのは初めてでした。ぼくはギターを2年間やっていて、フレットにしるしがないのにひけるのが不思議ですごいなと思いました。
学校クラスコンサート
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