出演者インタビュー:尾城杏奈(「特級」グランプリ)
J.S.バッハ(ジロティ編):前奏曲 ロ短調 BWV855a
ショパン 24の前奏曲 Op.28
ラヴェル:ラ・ヴァルス(共演:山縣美季(p))
ラヴェル:ピアノ三重奏曲(共演:土岐祐奈(vn)笹沼樹(vc))
この様な素晴らしい機会を頂き、皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
3月の入賞者ガラコンサートに出演できなくなり沢山の方にご迷惑をおかけした事で落ち込んでいましたが、このように素晴らしい企画を考えていただき大変有り難く、身が引き締まる思いです。
与えて下さった夢の舞台を私自身も楽しめるように、しっかりと準備を進めていきたいです。
ジロティー編曲のプレリュードは、J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻より第10番」の前奏曲が原曲となっています。
ロ短調独特の憂愁、感情の移ろいの中にも安らぎや温かさが宿った、美しく魅力的な作品です。
ショパンの「24のプレリュード」は、J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」から影響を受け、24の調性で書かれた作品です。一つ一つの曲は簡潔に書かれていますが、24の曲からは四季折々の情景が浮かぶような彩りが感じられ、様々な感情が織り交ぜられている傑作です。故郷を思うショパンの心と寄り添って、演奏したいと思います。
ラ・ヴァルスは、ラヴェル自身により管弦楽版から2台ピアノ版に編曲されたものです。ワルツのリズムがもやの中から現れ、次第に高揚して絶頂にまで達し、狂乱のフィナーレを迎えます。
ラヴェルのエキゾチックで繊細な部分とダイナミックな部分を多彩に表現できたらと思います。
ラヴェルのピアノトリオは、1914年、第一次世界大戦中に心に深い傷を負ったラヴェルが書き上げた、室内楽の傑作の1つと言われています。4つの楽章にわたり生まれ故郷のバスク地方の民族的な色彩が溢れ出ており、幻想的でありながら繊細な、とても美しい作品です。
トッパンホールという素晴らしい舞台で演奏させて頂ける事に喜びと感謝の気持ちで一杯です。
ショパンのプレリュードは、特別な舞台で演奏したいと思っていた大切な作品です。
聴いてくださる皆さまの心に届きますよう精一杯演奏させていただきます。
夢の舞台を改めて実現していただき大変有り難く、幸せに思います。
素晴らしいピアニストの山縣美季さんと2台ピアノでラ・ヴァルスを演奏できる事、2人で音楽を創り上げていくことを大変楽しみにしています。オーケストラの壮大な響きをイメージして、光が降り注ぎ輝きがみち溢れるような、魅惑的で香り高く、華麗なラヴァルスを創りあげたいです。
ピアノトリオでは、素晴らしいヴァイオリニストの土岐祐奈さんとチェリストの笹沼樹さんと共演させていただき、大変光栄で楽しみです。お二人から沢山の学びをいただきながら、自分らしくラヴェルの持つ魅惑的な世界を表現したいです。
この舞台を経て、10年後、あなたはどんな人になっていると思いますか。また、どんな人になっていたいと思いますか。
10年後も色々な国でコンサートの機会をいただけていたら嬉しいです。音楽で人に幸せを感じてもらえるようなピアニストになっていたいです。
幼稚園の時に先生に勧められ、初めてコンペティションに参加しました。会場の下にボーリング場があり、終わった後見に行ったのを覚えています。
コンペティションを受ける事で周りにこんなにも沢山の人が頑張ってると思うと自分も頑張ろうという気持ちになりました。コンペティションで他の方の演奏を聴けるのも楽しかったですし、同じ曲でも色々な弾き方があるのも興味深かったです。
コンペティションを受ける事でモチベーションをあげて練習することができたのが成長に繋がっていると思います。
練習時間は決まっていません。 できる時に集中して練習をしています。
小さな頃はすぐ覚えてしまい、楽譜と向き合う時間が少なかったのですが、今はじっくり、音符の裏に書かれている事を読み解いていけるように心がけています。
勉強も、ピアノも、なるべく短い時間で集中する事を1番に考えてしていました。
音をむやみに出さずに、楽譜を読み込む時間を大切にしています。
DIY
小さい頃から憧れていたカナフィルとの共演。
継続する事の大切さ
演奏会を企画して下さった方々、応援して下さった皆さまへの感謝。
「夢を見るから、人生は輝く」
まぐろ・エビ・お肉・カニ
りす
夏
ショパン 24のプレリュード
疲れている時に赤紫蘇ジュースを飲むとやる気が湧いてくるのでおすすめです!
去年の夏はおばあちゃんに作ってもらった赤紫蘇ジュースで、コンクールを乗り切りました。!