シンフォニー・ブランチコンサートVol.4 阪田知樹 実施レポート

シンフォニー・ブランチVol.4 阪田知樹 実施レポート

シリーズ第4回の8/27(木)は、注目の若手、阪田知樹さんが登場。
ヴァン・クライバーン国際コンクール最年少ファイナリストの21歳、今回がザ・シンフォニーホールデビューとなりました。

初めて阪田さんの演奏に接するお客様も多い中、多彩な音色、多彩な音楽表現で十二分に魅了し、会場からの拍手喝采を浴びていました。
アンケートには「絶品の英雄ポロネーズ!」「幻想曲とソナタ4番(スクリャービン)に涙した」「弱音が、まるでそばでささやくよう・・・」と、多数の声が寄せられました。

前回と対をなす形でショパン「エチュード作品10全曲」を、さらに恒例の「英雄ポロネーズ」が続けて演奏された前半。シリーズの流れを汲んだ粋なプログラミングは、難曲であることを感じさせない演奏。後半に、自身のライフワークでもある没後100年のロシアの巨匠スクリャービンの作品を披露。魂のこもった演奏が一人一人のお客様の心に伝わり、会場全体が一つになっていくような演奏会となりました。

  • 開催日程:2015年8月27日(木)
  • 開催場所:ザ・シンフォニーホール
  • 来場者数:511名
  • 使用ピアノ:ヤマハCFX (調律:鈴木俊郎氏)
当日のプログラム(曲目解説:松村謙 (PDF))
ショパン:
12の練習曲 op.10 全曲
英雄ポロネーズ
スクリャービン:
2つの詩曲 op.32、幻想曲 ロ短調 op.28
ソナタ第4番 嬰ヘ長調 op.30

≪プレセミナー≫
来場者数:84名 講師:関本昌平

  • 大入りのプレセミナー風景
  • 開演を待つお客様たち
  • 1階席はほぼ満席
  • 恒例のアンコールトーク
  • アフター懇親会も盛り上がりました
  • 江副記念財団様から激励の花束が
  • 全回皆勤賞のツワモノのお客様
  • 楽屋裏にて

阪田さんは人気アニメ「四月は君の嘘」のモデルピアニストを務めたこともあり、遠方からのお客様も多数来場し、耳を傾けていました。

◆映像で振り返る!

ショパンの練習曲の、まるで宝石のような1曲1曲は、まさにライヴでしか味わえない音楽!練習曲 op.10より、第6番&第7番をお届けします。

ショパン:エチュード 変ホ短調 Op.10-6
ショパン:エチュード ハ長調 Op.10-7

◆映像 アンコールトーク 

アンコールでは、第1回出演の関本昌平さんとトーク。もともと交流あるお二人ですが、プレセミナーを務めた関本さんは、プログラムの流れからアンコール曲を予想し、見事に『当て』たのだとか。スクリャービンについて、二人が熱く語っています。

アンコールトーク映像
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