アクセスパス・インタビューVol.4:主催者インタビュー ~フジテレビ事業局 井瀧信吾さん

コンクールのホットな緊張感を会場で!
Vol.4ではロン・ティボー国際音楽コンクールのガラコンサートのアクセスパスをご提供いただいたフジテレビ事業局の井瀧信吾さんへのインタビュー。ロ ン・ティボーの日本でのガラコンサートを19回主催しているフジテレビの方に、今回の反響や国際コンクールを聴く魅力を伺った。

フジテレビでは、いつからロン・ティボー国際音楽コンクールに関わっていますか?

ロン・ティボー国際音楽コンクールは1943年から始まりましたが、フジテレビでは1986年からメセナ活動としてコンクールへの支援を続けています。当時、まだこのコンクールの日本での認知度があまりなかったのですが、こうしたコンクールで育った、若い音楽家を日本に紹介するという意味で、1990年より日本でのガラコンサートを始めました。

今回のガラコンサートのアクセスパスは、公開してすぐに30枚が完売でした。

今回で19回目の開催になりますが、こんなに反響の大きかったのは初めてです。ピティナのWebでのコンクールレポートで皆さんが行方に注目してい たことや、日本人が15年ぶりに優勝したこと、のだめでも人気のラフマニノフの2番を弾くことなど、諸要素があると思いますが、何と言っても田村響くんの 演奏と人柄、姿勢が日本の皆様へ伝わったのが一番でしょうね。私も現地入りしていましたが、彼なら4位でもガラに呼びたいと思っていました。

国際コンクールのガラを聴く魅力とは?

まず、田村響くんと2位のキム・ジュンヒくん、若い2人の、コンクールの熱気そのままのホットな演奏を聴いていただきたいです。コンクールで演奏し たのと同じ曲を、今度はコンクールの覇者として日本の方の前で披露するわけですから、コンクールの時の緊張がまた蘇って、練習にも気合が入ると言います。 2人はまたライバル同士でもあるわけですし。そんな緊張感を同じ会場でぜひ味わえるというのが、醍醐味ですね。 ゲストにお呼びしている過去の入賞者の横山幸雄さんも含めて、3人の個性の違うピアノコンチェルトが聴けるという豪華なプログラムにも注目ですね。

(フジテレビ事業局 井瀧信吾さん)

★ロン・ティボー国際音楽コンクール ガラ・コンサート オフィシャルHP
ピティナ:ロン・ティボー国際音楽コンクールレポート

【広告】