レポ:10/20 北本市立西小(横田結子pf・安久津理子tb)
北本市立西小学校へは、ピアニストの横田結子さんが4年ぶりに学校クラスコンサートに訪れました。共演はトロンボーンの安久津理子さんです。お二人からのレポートと感想をお届けします。
4年ぶりに学校クラスコンサートに伺うことをとても楽しみにしておりました。
久しぶりでしたので、去年北本市内全校を回られた堤莉咲子さんの学校クラスコンサートを事前に見学させていただき、子供たちの目線に立ってクラスコンサートを体験してきました。堤さんのクラスコンサートでは、曲を聴いてどう感じたかを問いかけると、ほとんどの子が手を挙げ感じたことを発表したがっていたのが印象的だったので、自分の時にも子供たちの感想を都度求め、感じたことを言葉にしてもらうように心がけました。また、ピアノの周りに集まって近くで見たり、ピアノの下に潜ったりと、普段は出来ないような体験にワクワクしている様子が感じられたので、今回も座って聴くだけでなく自ら動いて色々なところを観察してもらうようにしました。
西小学校の皆さんは、演奏が始まると体を揺らしながら聴いてくださり、音楽を心から楽しんでいる姿がとても印象的でした。
「(トルコ行進曲を聴いて)トルコのリズムが感じられた!」
「(ピアノの中の金属フレームの穴を見て)どうして穴があいているの?」
「トロンボーンのスライドの部分に紐がついているのはどうして?」
などと楽器をよく観察した質問などがありました。
児童のみなさんとは、「陽気な船長」をリコーダーで、「赤い屋根の家」を歌で共演しました。ピアノとトロンボーンの強弱や息遣いを敏感に感じ取り、同じように抑揚をつけて歌ってくれました。
私自身、初めて会った人とでも音楽で繋がり一つになることができると、改めて感じることのできた幸せな時間でした。これからもその素直な心で、沢山の音楽に触れていってほしいと思います!本当にありがとうございました。
とても元気で明るい子が多く、思ったことを積極的に発言してくれる学校でした。
子供ならではの素直な気持ちを言葉にすることは難しくても、体を動かしたり表情で伝えてくれたりしたことが嬉しかったです。ありがとうございました。
3年生で学習した金管楽器(トロンボーン)の音色や音の大きさを生で体感することができ良かったです。ピアノの音の出る仕組みなど興味深いものでした。
お二人の話術も素敵でしたし、曲も聴いたことがあるものもあり、子どもたちの興味をくすぐるもので楽しい時間となりました。