レポ:7/15 岸和田市常盤小(早田有里Pf・伊石昂平Vc)
2回目となります岸和田市立常盤小学校でのクラスコンサートを7月15日に開催いたしました。
音楽室に貼ったポスターを見て、みんなとても楽しみにしてくれていたようで、どの時間も、全員がキラキラした目で前を見て、チェリストの伊石昂平さんとピアニストの早田有里さんが奏でる技巧的テクニックや素敵な音色の演奏を、物音を立てず集中して鑑賞している姿が印象的でした。
昨年、密を避けるために見合わせましたピアノの中を見てもらっての早田さんの革命のエチュードの演奏では、「凄い〜」と、ハンマーの素早い動きを凝視していました。また、伊石さんのハンガリー狂詩曲の巧みなテクニックにも関心があったようで、後の質問コーナーでは、「どうして、指を震わせているのですか?」など、沢山の質問が出ました。
マスクをつけたままの共演の「校歌」は、ピアノ、チェロの音と、みんなの一生懸命に歌う声とが、重なり、感動いたしました。
サプライズの鬼滅の刃では、大歓声が起こり、全員、ノリノリで聴いてくれていました。
校長先生は、伊石さんが小学校3年生の時の担任の先生だったそうで、お二人の18年ぶりの再会を目の当たりにし、こちらも嬉しく温かい気持ちになりました。
子供たちからは「1学期最後の音楽の時間が、こんなに素敵な時間で嬉しかった。ありがとうございます。」との言葉をいただき、こちらも嬉しくなりました。
ピティナ岸和田ちきりステーション 井上朗子
・昨年、クラスコンサートを聴いた子供達は、オーケストラ曲の話をした時に、反応が良いです。
・間近で、チェロを見せてもらったので、弦楽器の大きさの説明がしやすかったです。
・チェロは、見たことも、音を聴いたこともない子が大半なので、新鮮に感じていると思います。
・サプライズの曲(鬼滅の刃)は、子供達が大好きな曲なので、良かったです。