レポ:7/8 岸和田市立城内小(早田有里Pf・伊石昂平Vc)
昨年はコロナ禍のため伺えなかった岸和田市立城内小学校へ、3回目の訪問を実現することができました。
今回は密を避けるため、音楽室のピアノと児童を対角線上に距離を取って配置し、残念ながらピアノの中を見てもらうことはできませんでしたが、ピアノの早田有里さん、チェロの伊石昂平さんが、楽器のお話を子供達にわかりやすく説明してくださいました。
早田さん伊石さんの演奏は素晴らしく、子どもたちも「白鳥」や「愛の夢」では曲をイメージしながら、また「革命」や「ハンガリー狂詩曲」のような技巧的な曲では前のめりになって、全員が集中して鑑賞してくれました。
マスクをつけたままの共演となった「Believe」では、みんなの歌声がピアノとチェロの音に重なり、音楽室が一体の素敵な空間となり、感動いたしました。
サプライズで演奏してくださった『鬼滅の刃』の曲では、全員ノリノリ、リズムをとって、口ずさむ子もいました。
コロナ禍で自粛することが多い日々ですが、子供たちにとって楽しく心に残る時間になりましたら幸いです。
岸和田ちきりステーション代表 井上朗子
毎年、城内小学校ではクラスコンサートを行わせていただいておりますが、今回はコロナ禍ですので、普段より皆さんと距離をとっての開催となりました。ですので、興味をもって聞いてくれるか心配しておりましたが、演奏が始まると真剣な眼差しで聞いてくれました。また共演曲のBelieveでは素敵な歌声で一生懸命歌ってくれ、みなさんと一緒に音楽を作ることができ、幸せな気持ちになりました。
このコンサートを通じて、少しでもクラシック音楽を知ってもらえたと思うので、これからも続けていけたらと思います。
コロナ禍の中、子どもたちとの触れ合いは制限されましたが、皆静かに聴いてくれて、熱心に感想を書く子どもたちもいました。
今回のコンサートが音楽に興味を持つきっかけとなりましたら嬉しい限りです。
CDの音楽鑑賞と違って、体でリズムをとり、自然に吸収し、しっかり聴いている様子がわかりました。生演奏は、子供達に直接響くので、貴重な経験でした。
- コロナ禍で自由に歌えない状況の中で、ピアノとチェロと共演して歌っているのに感動しました。いつもはCDに合わせて歌っていますが、子供達の反応が違いました。
- 子供達が感動する姿に、感動しました。共演することで、子供達の歌が変化しました。