レポ:12/15 草加市立松原小(上田実季Pf・山本紗帆Vla)

草加市立松原小学校
日時:2020年12月15日(火)
会場:音楽室
参加人数:4年生68名
出演:上田 実季(ピアノ)、山本 紗帆(ヴィオラ)

草加市立松原小学校のクラスコンサートへは、ピアニストの上田実季さん(第42回特級銀賞)とヴィオラ奏者の山本紗帆さんの初クラスコンサートのペアで向かいました。

「ピアノとヴィオラという組み合わせが新鮮でした。ヴィオラは普段なかなか音に触れることのない楽器なので、本物を見て響きを聴くことができてよかったと思います。」と音楽の相崎先生。クライスラーの「愛の挨拶」と「愛の悲しみ」、サン=サーンスの「白鳥」などのクラシックの他に、この時期ならではのクリスマスの曲や情熱大陸のテーマなども披露すると、子どもたちは時には真剣に、時にはノリノリで聴いていました。

「鍵盤はいくつある?」「弓の毛は何の動物の毛?」などのクイズやトークコーナーでは、「はい!はい!」と積極的に手があがり、盛り上がりました。

学校の音楽の先生より

素敵な音色、本物の音楽に触れ、子どもたちにとって大変貴重で素敵な体験になったと思います。子どもたちがのめり込むようにして聴く様子がとても印象的でした。大変な時代ではありますが、このような取り組みが続いていくことを、切に願っております。

ピアニストの上田実季さんより

今回初めてピティナの学校クラスコンサートに参加をさせていただきました。コロナウイルスが猛威を振るう中、開催できるかどうかとても心配でしたが、当初1公演のところを2公演に分け、無事行うことができました。 楽器紹介を含めながら、ヴィオラとピアノで、クラシックの名曲をはじめ子どもたちも馴染みのあるような作品をたくさん演奏させていただきましたが、みなさんあまり見たことのないヴィオラの音に釘付けになっていたことがとても印象に残っています。 子どもたちの素直な反応、真剣な眼差しや元気溢れるエネルギーに、音楽の素晴らしさや音楽を届ける喜びを改めて感じさせていただきました。

ヴィオラ奏者の山本紗帆さんより

今回初めてピティナの学校クラスコンサートに参加をさせていただきました。コロコロナ禍で人前で演奏する機会が中々ない中で、今回子供達の前で演奏させていただいて、改めて音楽の楽しさや、やりがいを感じることができました。ありがとうございました。

子どもたちの感想文
  • ずっと前から楽しみにしていたので、クラスコンサートができてうれしかったです。
  • 情熱大陸は、私の好きな曲で、6年生の学校の音楽祭で6年生が必ず弾く曲だったのですが、コロナのせいでそれができなくなってしまって残念だけど、今こうして聞けてうれしいです。
  • 私はピアノを習っていて「エリーゼのために」をひいてみたかったので、聞けてよかったです。
  • ふだん音楽室でピアノを聞いているけど、こんな音が出せるんだと思いました。
  • ヴィオラという弦楽器をはじめて知りました。
  • ヴィオラの特ちょうなどが、あの時間でたくさん知ることができました。いろいろな曲をヴィオラでひいていて、何だか落ち着くような音もありました。うまの毛であんなきれいな音が出せるとは知りませんでした。ヴィオラの演奏が好きになりました。
  • ヴィオラはぼくの心に音色がひびき、グランドピアノは体もおどらせるような音色で、僕の体全体にコーラスやリズムを送ってくれたことを、感謝しています。
  • ピアノとヴィオラのコンビがなかなか相性がよくて、びっくりしました。特にヴィオラの色々な音色がとってもいやしてくれました。ピアノのすてきな音色も、しんけんさが伝わるようなとってもすてきな音色でした。
  • 色々な曲を演奏してくれたけれど、一番すごかったのは、二人で協力してやっていたことです。
  • 目の前にすわっていたのは私です。ピアノとヴィオラ、どちらもやってみたいです。ヴィオラで指をふるえさせたり、馬の毛で作られたやつは、なぜななめにするのですか。
  • 今日の演奏は、今までに聞いた中で一番きれいな音でした。
学校クラスコンサート
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