レポ:10/2 松戸市立新松戸南小(安嶋健太郎Pf・河野明敏Vc)
松戸市立新松戸南小学校
日時:2020年10月2日(金)会場:音楽室
参加人数:5,6年生 計129名
出演:安嶋 健太郎(ピアノ)、河野 明敏(チェロ)
2007年より通算15回目となる、新松戸南小学校での学校クラスコンサート。今年は5,6年生合わせて129名の児童が、昨年に続き2度目となるピアノの安嶋健太郎さんと、チェロの河野明敏さんを迎えてくれました。
当日の様子を学校の音楽の先生は次のようにお話くださいました。「とても和やかな雰囲気の中、コンサートが行われました。作曲家やその周りの人々のお話はとても興味深く、楽しく聞いていました。今年は、大曲をエネルギッシュに演奏されていて、子どもたちは演奏に釘付けでした。予定通りコンサートが実施されて本当によかったです。どうもありがとうございました。」
また、子どもたちからは手書きの感想が届きました。どれも、子どもたちが熱心に演奏とお話を聞いていたこと、曲や演奏の仕方の変化への鋭い観察力などが窺われます。
子どもたちの感想より(抜粋)
- ショパンやシューマンなど、本で読んだ方たちだったので「あっ!」と思って聞きまし た。
- スゴすぎて少しうるっと泣きそうになりました。また聞きたいなと思いました。
- 最後のシューマンのアダージョとアレグロは、アダージョの時はとてもゆっくりでアレ グロの時はとても速かったけど、ぼくはアダージョからアレグロに変わるときの一拍おい てまた合わせるのがとてもすごかったです。
- たくさんの有名な作曲家をくわしく知ることができました。他の作曲家も調べてみたい と思いました。また、さまざまな曲があったので、他の曲も聞いてみたいと思いました。
- 一つ一つの曲で、なめらかな場所。はずむリズムの場所。しずかな場所。もり上がる場 所があって、全曲楽しかった。
- 自分もピアノを1年生からならっていますが、全然上手くなりません。将来、あれぐら いひけるようになったらなと、尊敬しました。
- 河野さんのチェロは、小学6年生からでもうまくなれると聞き、やりたくなりました。
- チェロのこうのさんは、ゆれたりしてなみのようだった。また、空気を吸うときにたく さん吸っていたので、たいへんなんだと思った。
- いろんなためになる話もきけて勉強になりました。そういう勉強になる話をきいてから 音楽をきくと、色々なことがそうぞうできました。題名から考えてみたり、曲をきいてそ うぞうとちがったら、またそうぞうしなおしてみたりと、色々なことができました。ふだ ん家ではあまりゆったりする時間がないので、こうやって音楽をきいたり、そうぞうした りできてよかったです。
- 授業をきいて、この方たちがとてもすごいなーと思いました。ぼくは、この方たちはと ても努力をしていたんだなと思い、かんどうしました。ぼくも、人生をがんばって努力を したいです。
- ぼくはピアノの音の上下が急なところがあって、いっきに音が上がった時に、ぼくはび っくりしてしまって胸がドキドキしてしまい、音楽でこんなにも心が動かされるんだなと 思ってびっくりしました。
- 曲をつくる人によって全く印象がちがっていて、とてもおもしろかったです。
- すごく練習をしてきたのが自分に伝わった。
- ショパンの英雄ポロネーズは、ピアノの演奏だけで、あんなにもはく力のある演奏がで きるなんて、とてもビックリしました。
- チェロはピアノのようにけんばんのようなものがないのに、正確に速く演奏していたの ですごいと思いました。
- 今年も、昨年と同じ方がいらしたのですが、昨年とはまったく違うことが学べました。 音楽の歴史はとてもおもしろいもので、日本の歴史とつながっていて、とってもおもしろ いと思いました。
- 私が今回のクラスコンサートで一番気に入った曲は"アダージョとアレグロ"です。始め はゆるやかだったけど急に「バーン!」と強くなり、びっくりしました。私の中で、こん なに脳裏に流れ続ける曲は初めてだったので、良かったなと思いました。