北から南から~福岡発!

第15回ショパン国際ピアノコンクール入賞記念 9/26関本 昌平ピアノリサイタル in 福岡 を終えて・・・

前の週の台風13号の猛烈な風で会場前の街路樹がまだ折れたままの福岡に若い素晴らしい新風・・が吹き荒れました。今年の1月、横浜で開催された第15回ショパン国際ピアノコンクール入賞者によるコンサートで数多くの入賞者の中からこの人!と白羽の矢を立てたのが、関本 昌平君でした。演奏は、その人を表すと申しますが、実に自然体な演奏の魅力は、これまで学んできた音楽に対する考えや姿勢又環境にあると思われます。そのことを一層確信したのは、前日25日、NHK福岡放送局の生番組出演でのスクリャービンのエチュード、ショパンの子守唄の演奏披露、そして26日福岡銀行本店大ホールでのリサイタル本番と、終始変わらず淡々とした様子で、内に秘めたる力量を多いに発揮・・その姿や人柄にこれからの世代を背負うリーダー的存在になるであろうと思える頼もしさをヒシヒシと感じました。

私共アンディムジーク・フクオカのモットーである「福岡に本物の音楽を・若い世代に常に新風を・・」に最も相応しい、今後の成長を見守っていきたい素晴らしい若きピアニストでした。

昌平君、初めての福岡を気に入って下さったとか・・人間的にも大きく成長し一段と磨きのかかった音色と共に帰ってきて下さいね!

レポート◎An die Musik Fukuoka 淀川・白川

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