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小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第28回(B.クリストーフォリ)

日時
2017年7月7日(金)
開演:19:00(開場:18:30)
料金
一般4,000円、学生2,000円
メッセージ
小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》には毎回、モーツァルトと関わりのある作曲家をひとりずつゲストとして迎えます。モーツァルトとゲスト作曲家等のクラヴィーアのソロ作品、またピリオド楽器奏者と共にお届けする室内楽、連弾、歌曲などなど、お話を交えながらのコンサートです。18世紀にタイムスリップしたかのようなひととき、《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》にみなさまをご案内いたします!
 ピアノは1700年頃フィレンツェで誕生しました。発明者はメディチ家の楽器製作家バルトロメオ・クリストーフォリ。ハンマーで弦を打つ新楽器はGlavicembalo col piano e forte(弱音と強音をもつチェンバロ)と名付けられ、長い名前が短縮されて「フォルテピアノ」「ピアノ」という呼称が生まれました。タッチによって強弱の変化や多彩な表現が可能となったクリストーフォリの発明は、現代のピアノへと継承されている基本的構造が多数あります。18世紀後半、チェンバロは衰退し人々はフォルテピアノに熱狂。幼少期のモーツァルトはチェンバロを演奏していましたが、フォルテピアノが市民権を得るのと時を同じくしてフォルテピアノのために作曲するようになります。
 ピアノのための史上初の曲集ジュスティーニや、クリストーフォリのピアノと関わりのあった作曲家の作品。そしてモーツァルトのイタリア旅行、ヘンデルから受けたバロック体験などから生まれた作品を、クリストーフォリで辿ります。
問合せ
メヌエット・デア・フリューゲル 048-688-4921
主催者
メヌエット・デア・フリューゲル