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小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》
第26回 [G.F.ピント]

日時
2017年3月28日(火)
開演:19:00(開場:18:30)
料金
全席自由:1回券4,000円(学生2,000円)、

第24回〜第26回の3回セット券10,000円(「メヌエット・デア・フリューゲル」及び「近江楽堂・松木アートオフィス]のみでの取扱い)


・未就学児の入場はご遠慮ください。

・当日券の有無についてはお問い合わせの上、ご来場ください。
メッセージ
小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》には毎回、モーツァルトと関わりのある作曲家をひとりずつゲストとして迎えます。モーツァルトとゲスト作曲家のクラヴィーアのソロ作品、またピリオド楽器奏者と共にお届けする室内楽、連弾、歌曲などなど、お話を交えながらのコンサートです。18世紀にタイムスリップしたかのようなひととき、《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》にみなさまをご案内いたします!

 イギリスに生まれ、クラヴィーアとヴァイオリンの両方の演奏に幼い頃より才能を発揮。将来を大いに嘱望されたピント。聡明で心の優しい青年だったとのことですが、20歳という若さで天に召されてしまいました。ザロモンは「もし彼が生きながらえていたならば、イギリスは第2のモーツァルトを生み出す名誉を得たであろう」と評しています。本格的な作曲に費やされた年月はわずか3年ほどですが、作品からは独創的な天才のひらめきが放たれています。

 クラヴィーアソナタはピントの才能がいかんなく発揮された名作。変奏曲からはヴィルトゥオーゾとしてのピントの姿が映し出されています。モーツァルトの作品からは時計仕掛けオルガンのためのロンド、美しく華麗で愛らしいヘ長調のソナタ、変奏曲をお届けします。当時、イギリスではスクエア・ピアノが大人気でした。それに因み、イギリスの名工、J.ブロードウッド製のスクエア・ピアノでお聴きいただきます。
主催者
メヌエット・デア・フリューゲル