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小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第25回(J.M.クラウス)

日時
2017年1月9日(月)
開演:14:00(開場:13:30)
料金
全席自由:1回券4,000円(学生2,000円)、

第24回〜第26回の3回セット券10,000円(「メヌエット・デア・フリューゲル」及び「近江楽堂・松木アートオフィス]のみでの取扱い)


・未就学児の入場はご遠慮ください。

・当日券の有無についてはお問い合わせの上、ご来場ください。
メッセージ
小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》には毎回、モーツァルトと関わりのある作曲家をひとりずつゲストとして迎えます。モーツァルトとゲスト作曲家のクラヴィーアのソロ作品、またピリオド楽器奏者と共にお届けする室内楽、連弾、歌曲などなど、お話を交えながらのコンサートです。18世紀にタイムスリップしたかのようなひととき、《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》にみなさまをご案内いたします!
 ドイツに生まれ、スウェーデンのロココ文化王として名高いグスタヴⅢ世の宮廷に雇われたクラウスは、モーツァルトと生年が同じで、モーツァルトの死の翌年に病死。二人は同じ時代のヨーロッパを生きました。演劇を愛する国王に、劇作品の作曲家として認められ、ヨーロッパ各地を巡る研修の旅に出ます。ウィーンではグルックとハイドンに出会い、パリからイギリスを経て5年後の1787年にスウェーデンに帰国。その後の活躍の時間は限られたものでしたが、いくつかの劇作品の傑作を残しています。1792年のグスタヴⅢ世暗殺事件は、オペラの題材にもなり現代まで語り継がれていますが、クラウスはこの事件に呼応し、感動的な葬送交響曲とカンタータを残しています。
 クラウスが1785年にパリで書いたクラヴィーアソナタと、スウェーデン帰国後に作曲した傑作クラヴィーアトリオを。モーツァルトのトリオとヴァイオリンソナタ、深淵なアダージォと共にお楽しみいただきます。
主催者
メヌエット・デア・フリューゲル