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小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》
第12回 ルイ・エマニュエル&イアサント・ジャダン兄弟
日時
2014年6月17日(火)
開演:10:00(開場:09:30)
料金
全席自由(税込み) 一般4,000円 学生2,000円
未就学児の入場不可です。/学生券は大学院生以下対象。/3回シリーズのセット券を一般対象に1セット1万円で販売しますが、このセット券の取扱いは、[メヌエット・デア・フリューゲルTEL048-688-4921]及び[近江楽堂・松木アートオフィスTEL03-5353-6937]の2箇所のみになります。
プログラム
H.ジャダン:四手のためのデュオ ヘ長調、ソナタ 変ロ長調 Op.4-1
L.E.ジャダン:四手のためのソナタ ト長調 Op.2-1
モーツァルト:12の小品「ナンネルの楽譜帳」四手のためのソナタ ハ長調 K.521/シンフォニー ト短調 K.550[四手用ウルリッヒ編曲版]
メッセージ
ヴェルサイユで音楽家の家系に生まれたジャダン兄弟は、二人ともクラヴィーアの演奏に秀で、兄ルイ・エマニュエルはヴァイオリンにも熟達。弟イアサントは、ヒュルマンデルに弟子入りしたこともあり、クラヴィーアの独奏や協奏曲の演奏で注目を浴びたと伝えられています。イアサントの残した作品には天才の閃きが認められ、モーツァルトからシューベルトへの道が示されています。わずか24歳での夭折が悔やまれます。一方、ルイ・エマニュエルは長寿を全うし、歌劇を始め膨大な数の作品を残しました。
第12回では、若き日の兄弟が切磋琢磨して音楽家への道を歩んでいたことを彷彿とさせる連弾作品を取り上げます。モーツァルトの連弾作品は、後期の充実したソナタK.521とト短調交響曲の連弾編曲版です。当時、このような編曲版で交響曲作品も身近に親しまれていました。5オクターブのフォルテピアノでの四手の世界は、様々な技巧の妙味と、華麗な響きが満載です。
主催者
メヌエット・デア・フリューゲル