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小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》
第11回  L.v.ベートーヴェン
日時
2014年4月14日(月)
開演:10:00(開場:09:30)
料金
全席自由(税込み) 一般4,000円 学生2,000円
未就学児の入場不可です。/学生券は大学院生以下対象。/3回シリーズのセット券を一般対象に1セット1万円で販売しますが、このセット券の取扱いは、[メヌエット・デア・フリューゲルTEL048-688-4921]及び[近江楽堂・松木アートオフィスTEL03-5353-6937]の2箇所のみになります。
メッセージ
ベートーヴェンの育った町ボンは、当時マクシミリアン・フランツ選帝侯の元、開化の模範と仰ぎ見られていました。大学を開き、芸術を育成することに努めた、皇帝ヨーゼフⅡ世の弟であるこの選帝侯に、ベートーヴェンは1783年に3曲から成るクラヴィーアソナタを献呈しています。22歳の誕生日を目前に帝都ウィーンへ旅経つベートーヴェンに、ヴァルトシュタイン伯爵は、「たゆみない努力によって、ハイドンの手からモーツァルトの精神を受け取るように」という言葉を贈っています。
変奏曲の第1楽章、終楽章が行進曲という、クラヴィーアソナタとしては一風変わったモーツァルトの「トルコ行進曲付きソナタ」。ベートーヴェンは、実験的ソナタを書き連ねていた1800年初頭に、このモーツァルトのイ長調ソナタに倣うかのようなソナタ「葬送」を作曲しています。そしてフォルテピアノの魅力が光るファンタジー風ソナタ「月光」。古典派音楽を代表する二人の大作曲家の出会いに焦点を当てます。
主催者
メヌエット・デア・フリューゲル