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小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》
第10回記念公演~クラヴィーアコンチェルト~(A.サリエリ)
日時
2013年10月14日(月)
開演:05:00(開場:04:30)
料金
全席自由:一般:4,000円(学生:2,000円)
・小さなお子さまの入場はご遠慮ください。
・当日券の有無についてはお問い合わせの上、ご来場ください。
プログラム
【出演】
小倉 貴久子(クラヴィーア)、桐山 建志、天野 寿彦、花崎 淳生、廣海 史帆(ヴァイオリン)・深沢 美奈(ヴィオラ)・花崎 薫(チェロ)・小室 昌広(コントラバス)、三宮 正満、森 綾香(オーボエ)、塚田 聡、大森 啓史(ホルン)

☆ピリオド楽器使用室内オーケストラ
使用楽器:Fortepiano made by Chris Maene after Anton Walter [1795]

サリエリ:ピアノ協奏曲 変ロ長調
W.A.モーツァルト:
 メヌエット ヘ長調 K.4
モーツァルト:サリエーリの歌劇「ヴェネツィアの定期市」のアリア「わがいとしのアドーネ」による6つの変奏曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第6番 変ロ長調
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調「ジュノム」
メッセージ
《第10回》 A.サリエリ 1985年に公開された映画「アマデウス」のヒットで、モーツァルトの毒殺者として我が国でも有名になったサリエリ。そんな事実に悖る逸話を通して、この作曲家を色眼鏡で見ては、当時の音楽シーンを見誤ることになってしまうでしょう。ハプスブルク家の帝都ウィーンで、宮廷作曲家として、またイタリアオペラの楽長を長きにわたって務めたサリエリは、数多くのオペラを手掛け、モーツァルトのオペラの人気を上回るほどの人気を博していました。名教師としても知られ、ベートーヴェン、フンメル、シューベルト、そしてモーツァルトの息子のフランツ・クサーヴァーも彼の門を叩いています。クラヴィーアコンチェルトは、なんといっても当時、モーツァルトの牙城でありましたが、サリエリにもオルガンやクラヴィーアのためのコンチェルトが現存しています。モーツァルトが、サリエリのオペラから大いにヒットしたアリアに基づいて作曲した変奏曲、そして本邦初演となるサリエリのクラヴィーアコンチェルト、魅力溢れる若きモーツァルトのコンチェルトと、華やかなプログラムをお楽しみいただきます。
主催者
メヌエット・デア・フリューゲル