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小倉貴久子の「モーツァルトのクラヴィーアのある部屋」
《第9回》J.N.フンメル Johann Nepomuk Hummel (1778-1837)

日時
2013年7月25日(木)
開演:19:00(開場:18:30)
料金
一般:4,000円 学生:2,000円
3回セット券 10,000円
・未就学児の入場不可です。
・学生券は大学院生以下対象。
・3回シリーズのセット券を一般対象に1セット1万円で販売しますが、このセット券の取扱いは、[メヌエット・デア・フリューゲル℡048-688-4921]及び[近江楽堂・松木アートオフィス℡03-5353-6937]の2箇所のみになります。
プログラム
J.N.フンメル:
 フルートソナタ ト長調 作品2-2
 フルートソナタ ニ長調 作品50/クラヴィーアソナタ ヘ短調 作品20
モーツァルト:
 クラヴィーアのための小品 K.9b
モーツァルト:ドゥゼードの「ジュリ」の「リゾンは眠った」による9つの変奏曲 ハ長調
 フルートソナタ ト長調 K.11
メッセージ
「モーツァルトのクラヴィーアのある部屋」には毎回、モーツァルトと関わりのある作曲家をひとりずつゲストとして迎えます。モーツァルトとゲスト作曲家のクラヴィーアのソロ作品、またピリオド楽器奏者と共にお届けする室内楽、連弾、歌曲などなど、お話を交えながらのコンサートです。18世紀にタイムスリップしたかのようなひととき、「モーツァルトのクラヴィーアのある部屋」にみなさまをご案内いたします!

フンメルは8才の時モーツァルトに弟子入りします。才能溢れるフンメルをモーツァルトは可愛がりました。モーツァルト主催の演奏会に出演するなど早い成長を見せたフンメルは、11才でピアニストとして自立。演奏旅行では自作曲に交えて、モーツァルトの「リゾンは森で眠っていた」の変奏曲を演奏した記録が残っています。フンメルのピアノソナタ作品20の終楽章は、モーツァルトの交響曲第41番終楽章の主題によるフーガが展開。モーツァルトから受け継いだ均整美と優美さを特徴とするフンメルのピアノ演奏は、保守的な音楽ファンを惹き付け、ウィーン音楽界はベートーヴェン派とフンメル派に分かれて音楽論争談義が白熱します。華麗なテクニックで、終世ウィーン式アクションのピアノを愛用したフンメルが出版した《ピアノ奏法(1828年)》は、19世紀初頭ウィーンのピアニズムを知る貴重な書です。
主催者
メヌエット・デア・フリューゲル