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盆地の音楽家シリーズ vol.11 迫昭嘉ピアノリサイタル
日時
2011年10月22日(土)
開演:09:00(開場:08:30)
出演者
料金
1,000円(全席自由) 当日1,500円
メッセージ
迫昭嘉(ピアノ) Akiyoshi Sako,Piano
 1980年東京藝術大学大学院でクロイツァー省を受賞。第35回ジュネーヴ国際コンクール最高位(1位なしの2位)、東京国際音楽コンクール室内楽部門第1位。
 東京藝術大学大学院修了後はドイツ政府給費留学生としてミュンヘン国立音楽大学マスタークラスでクラウス・シルデ氏に師事。そして1983年スペインの第27回ハエン国際コンクール第1位並びにスペイン音楽賞を受賞し、内外の注目を集めて以来、その活動領域はヨーロッパはもとより、カナダ、アジアにまで及んでいる。
 NHK交響楽団をはじめとする国内の主要なオーケストラや、スデニェク・コシュラー&スロヴァキア・フィル、ウラディミール・ヴァーレク&プラハ放送交響楽団、レオシュ・スワロフスキー&プラハ交響楽団、尾高忠明&香港フィルなどとの共演のほか、室内楽奏者としても、内外の一流演奏家たちと数多く共演し、いずれも高い評価を得ており、チェリスト上村昇氏とのデュオでは1998年度ABC国際音楽賞も受賞している。
 2001年には、デビュー20周年を記念して、1月~12月に神戸新聞松方ホールで、さらに同年11月~2003年9月にかけて、東京・第一生命ホールでも『ベートーヴェン:ピアノソナタ全曲チクルス』(全8回)を行っており、いずれも新聞・雑誌等で取り上げられるなど、話題と反響を呼んでいる。尚、神戸でのチクルスはカメラ―タ・トウキョウがライヴレコーディングを行い、2003年7月より、2005年8月にわたり『迫昭嘉:ベートーヴェンピアノソナタ全集』として順次リリース。全てのディスクが『レコード芸術』誌等で特選盤・推薦盤に輝くなど極めて高い称賛を得ており、ドイツ・ピアニスムの本流を継承する名手としての絶対的評価を確立した。
 2000年には東京シティ・フィル定期演奏会に指揮者として登場し、ブラームスの交響曲などを指揮して、ピアニストとして、室内楽奏者としての豊富な経験に裏づけされた緻密な音楽作りが話題となった。
 2002年と2004年には話題の名ソプラノ、ディミトラ・テドッシュウ オペラ・アリアコンサートを指揮、更に2007年には名古屋フィル公演にて、ヴェルディ:『椿姫』をハイライト版に構成・指揮をして、オペラについての深い造詣とすぐれた手腕が改めて浮き彫りにされ、注目を集めた。
 最近では、東京都交響楽団、新日本フィル、京都市交響楽団、九州交響楽団、札幌交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、名古屋フィル、神奈川フィル、関西フィル、群馬交響楽団などの指揮台にも登場しており、この分野での今後の動向にも注目が集まっている。
 現在、東京藝術大学教授、東京音楽大学非常勤更新。(2011年4月現在)
問合せ
都城音楽協会 事務局(田口)FAX 0986-38-3499
主催者
都城音楽協会 共催:財団法人と上司文化振興財団