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～東北関東大震災チャリティーコンサート～ 實川 風 ピアノ・リサイタル
日時
2011年4月17日(日)
開演：04:30（開場：04:00）
開演：04:30（開場：04:00）
出演者
料金
3000円(コンサートの収益金は東北関東大震災の支援金として、日本赤十字社を通し、皆様のお名前を明記し、寄付させていただきます)
プログラム
メッセージ
【メッセージ】
このたびの大地震で、東北と関東はいまだ先が見えない空気に包まれています。
皆様も同じだと思いますが、今回の地震で私は、なす術の無い無力感を痛切に感じました。揺れの大きさはもちろんのこと、その後の津波による東北地方沿岸一帯の被害を翌日の報道で知ったときの感覚は、今でも忘れられそうにありません。
今後の演奏会のためにピアノを部屋で練習していても、これが今いったい何になるのだろう？という気持ちが常に湧き上がってきて、全く集中できませんでした。自然への無力感とは別に、今度は、被災した現場では、自分が長年積み重ねてきた音楽が少しも役に立たないのだと気付かされました。音楽自体が、平和な日常の上に成り立っているものなのだ、と今更ながら認識しました。
そんな気分で過ごしていたときに、渡辺みどりさんから、チャリティーコンサート開催のお誘いをいただきました。自分の演奏が間接的にとはいえ、被災した方々のためになるのであればと思い、出演をすぐに決めました。
第2次世界大戦での惨状から立ち直るポーランドのピアニストを描いた映画「戦場のピアニスト」で、最後に印象的に演奏されるショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」、「茶摘み」「夕焼け小焼け」など、日本の叙情歌を三善晃が２台のピアノのために編曲した「唱歌の四季」などを選曲しました。
被災地、そして日本全体の復興と平和な日常を、武蔵ホールにお集まりいただく皆様全員で願うようなコンサートにできたらと思っております。
實川 風
このたびの大地震で、東北と関東はいまだ先が見えない空気に包まれています。
皆様も同じだと思いますが、今回の地震で私は、なす術の無い無力感を痛切に感じました。揺れの大きさはもちろんのこと、その後の津波による東北地方沿岸一帯の被害を翌日の報道で知ったときの感覚は、今でも忘れられそうにありません。
今後の演奏会のためにピアノを部屋で練習していても、これが今いったい何になるのだろう？という気持ちが常に湧き上がってきて、全く集中できませんでした。自然への無力感とは別に、今度は、被災した現場では、自分が長年積み重ねてきた音楽が少しも役に立たないのだと気付かされました。音楽自体が、平和な日常の上に成り立っているものなのだ、と今更ながら認識しました。
そんな気分で過ごしていたときに、渡辺みどりさんから、チャリティーコンサート開催のお誘いをいただきました。自分の演奏が間接的にとはいえ、被災した方々のためになるのであればと思い、出演をすぐに決めました。
第2次世界大戦での惨状から立ち直るポーランドのピアニストを描いた映画「戦場のピアニスト」で、最後に印象的に演奏されるショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」、「茶摘み」「夕焼け小焼け」など、日本の叙情歌を三善晃が２台のピアノのために編曲した「唱歌の四季」などを選曲しました。
被災地、そして日本全体の復興と平和な日常を、武蔵ホールにお集まりいただく皆様全員で願うようなコンサートにできたらと思っております。
實川 風
主催者
