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長瀬賢弘プロコフィエフ全曲シリーズvol.5

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日時

2019年3月25日(月)
開演：19:00（開場：18:30）

会場

すみだトリフォニー小ホール

出演者

長瀬　賢弘

料金

一般3,500円、学生2,000円

プログラム

プロコフィエフ：トッカータ d-moll Op.11
プロコフィエフ：10の小品 Op.12
プロコフィエフ：ピアノ・ソナタ　第2番　 d-moll Op.14
プロコフィエフ：風刺（サルカズム） Op.17
プロコフィエフ：年とった祖母のお話 Op.31

子供時代の習作

ブクステフーデ（プロコフィエフ編）：オルガンのための前奏曲とフーガニ短調

メッセージ

プロコフィエフは自伝で、自らの持つ音楽的特徴について触れ、自己分析を行っています。所謂「５つの特徴」といわれているものです。形式や創作アプローチといった観点から、先人達の築いた伝統に寄ろうとするところの「古典性」。独自の和声的語法をいかんなく発揮し、モダンな響きを志向する「革新性」。リズムの力で旋律や伴奏を躍動させ、音楽的な緊張感を自在に操る「トッカータ性、又はモーター性」。一見見落とされがちなものの、実は彼の音楽で非常に重要なウェイトの一角を占めている「抒情性」。そして、プロコフィエフ自身は「スケルツォ的な要素」と呼ばれることを望んだ「グロテスク性」。
プロコフィエフは、自身の音楽の持つ特徴を見つめながら、具体的に自身の作品を挙げつつ、これらの要素がどのようなもので、どのような形で現れているかを記しているのです。筆まめなプロコフィエフであったからこその、現代に残る貴重な資料の一つといえます。シリーズ第５回となります今回は、「プロコフィエフの自己分析を辿る旅」というテーマで、プログラムを組んでみました。プロコフィエフが自己分析の中で指し示した作品を中心に、彼の音楽の真髄に迫ろうではありませんか。
これまで、第１回から第４回までの本シリーズを通し、30曲以上のプロコフィエフ作品を取り上げて参りました。皆さまお一人お一人のお気に入りの作品を見つけて下さっておりましたら、これに勝る喜びはありませんが、ここで一度、彼自身の言葉に習いながら、ご一緒に彼の作品の持つ魅力の源泉に迫ってみませんか？
多くの皆様のご来場を、心よりお待ちしています。

問合せ

マルタミュージックサービス(047-335-2002)

主催者

obbligato

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