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小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第39回(L.モーツァルト)
日時
2019年9月27日(金)
開演:10:00(開場:09:30)
料金
一般4,000円、学生2,000円 ■チケット発売日:12/28 

※学生券は大学生以下が対象です。

※※未就学児の入場はご遠慮ください。
プログラム
L.モーツァルト:
ナンネルのための音楽帳 より
三重奏曲 第3番 イ長調
クラヴィーアソナタ 第1番 へ長調
W.A.モーツァルト:
小品 ニ長調 K.15bb
クラヴィーアとヴァイオリン、チェロのためのトリオ G-Dur K.496
ピアノ・トリオ ト長調 K.564 全楽章


メッセージ
小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》には毎回、モーツァルトと関わりのある作曲家等をひとりずつゲストとして迎えます。モーツァルトとゲスト作曲家のクラヴィーアのソロ作品、またピリオド楽器奏者と共にお届けする室内楽、連弾、歌曲などなど、お話を交えながらのコンサートです。18世紀にタイムスリップしたかのようなひととき、《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》にみなさまをご案内いたします!《第39回》L.モーツァルト
 W.A.モーツァルトの父として、《ヴァイオリン奏法》の著者として知られるレオポルト・モーツァルトは豊かな機知と知恵の持ち主で、ザルツブルク宮廷礼拝堂楽団随一の知識人でした。1757年に宮廷作曲家に任命され、63年副楽長に昇進。演奏と作曲のピークを迎える頃に、天啓を受けるがごとく奇跡の息子の教育にその全生涯を捧げるようになります。71年以降作曲活動は終止し、息子ヴォルフガングの教育者、興行主、マネージャー役に徹しヨーロッパ中を巡り歩きます。幼少期のヴォルフガングの自筆譜には様々な形での父の筆跡が見られます。天才音楽家モーツァルト誕生は、レオポルトの音楽家としての知識を存分に生かしたエリート教育なくしてはありえませんでした。
 生誕300年を迎えるレオポルトのトリオとソナタは、そんな偉大な父を感じさせる作品です。モーツァルトの心踊るトリオと共に、父と子の愛の軌跡を追想しながら近江楽堂での本シリーズを締めくくります。
問合せ
メヌエット・デア・フリューゲル 048-688-4921
主催者
メヌエット・デア・フリューゲル