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小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第38回(C.M.v.ヴェーバー)
日時
2019年7月31日(水)
開演:10:00(開場:09:30)
料金
一般4,000円、学生2,000円 ■チケット発売日:12/28 

※学生券は大学生以下が対象です。

※未就学児の入場はご遠慮ください。
プログラム
C.M.v.ヴェーバー:クラリネットとクラヴィーアのための変奏曲 変ロ長調 作品33
協奏的大二重奏曲 変ホ長調 作品48
ウェーバー:舞踏への勧誘-華麗なロンド  Des-Dur Op.65
W.A.モーツァルト:小品 変ロ長調 K.15aa
モーツァルト:アレグロ(未完) B-Dur K.400
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 終楽章の主題による6つの変奏曲 K. Anh. 137
クラリネット五重奏曲 K.581(大ソナタとして1809年に出版されたクラリネットとクラヴィーア編曲版)
メッセージ
小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》には毎回、モーツァルトと関わりのある作曲家等をひとりずつゲストとして迎えます。モーツァルトとゲスト作曲家のクラヴィーアのソロ作品、またピリオド楽器奏者と共にお届けする室内楽、連弾、歌曲などなど、お話を交えながらのコンサートです。18世紀にタイムスリップしたかのようなひととき、《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》にみなさまをご案内いたします!

《第38回》C.M.v.ヴェーバー
 大作曲家ヴェーバーの父とモーツァルトの妻コンスタンツェの父は兄弟です。モーツァルトとヴェーバーは縁戚関係にあるわけですが、音楽上でも強い結びつきがありました。ドイツ語によるジングシュピール《後宮からの逃走》やオペラ《魔笛》は、モーツァルトが自国語を意識して書いたオペラで、その精神をヴェーバーが受け継ぎ《魔弾の射手》に結実します。18世紀末、楽器として発展し晩年のモーツァルトに愛されたクラリネット。ヴェーバーもこの新出の楽器のためにコンチェルトや五重奏曲を書きました。
 ヴェーバーは華麗な技巧をもつピアニストで〈舞踏への勧誘〉は愛妻カロリーネに捧げた魅力的な作品。ウィンナワルツの手本ともなりました。ヴェーバーがクラヴィーアとクラリネットのために書いた作品と、曲中にコンスタンツェも登場するアレグロK.400など、モーツァルトとヴェーバーの関係に思いを馳せるロマンティックな夜となることでしょう。
問合せ
メヌエット・デア・フリューゲル 048-688-4921
主催者
メヌエット・デア・フリューゲル