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伊東信宏 企画・構成 レクチャ―コンサート ピアノはいつピアノになったか?補遺2「クララ・シューマンとピアノ」
日時
2018年7月29日(日)
開演:06:00(開場:05:30)
料金
一般3,000円、学生1,000円
メッセージ
この演奏会は、かつて8回シリーズで行ったレクチャーコンサートのシリーズ『ピアノはいつピアノになったか?』の補遺第二弾です。これまでのラインナップでは収まりきらなかった、けれど重要なピアノ音楽のうちで、今回はクララ・シューマンとその周辺を取り上げることになりました。クララは女性の演奏家、作曲家として、シューマンやブラームスなどとの関わりを考えると、19世紀音楽史の中心にいた音楽家であったと考えられます。
そしてこれまでのシリーズと同じように、今回も、その音楽が作られた時代、作曲家と関わりが深い楽器での演奏が聴けます。今回は、J・B・シュトライヒャーの楽器(1846年製)を用意しました。ウィーンのシュトライヒャーの工房には、これに近いピアノがクララのために置いてあり、彼女はしばしばそこに立ち寄って愛奏したといいます。
そしてお話ししていただくのは、『クララ・シューマン』の訳書もある玉川裕子さんです。クララについて、おそらく今一番面白い話を聞かせてくださる方だと思います。そして、ご自身も女性作曲家作品について連載を継続中のピアニスト、宮﨑貴子さんが演奏を担当します。
(伊東信宏/大阪大学教授、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール音楽アドヴァイザー)
問合せ
06-6363-0211
主催者
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール